「まだ油断できない…」待望の雨に住民は 山林火災6日目で初めての雨

「まだ油断できない…」待望の雨に住民は 山林火災6日目で初めての雨
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岩手県大槌町の山林火災から6日目の27日、いまだ消火活動が続く中、発生から初めて雨が降りました。消防や地域住民にとって、この雨は“恵みの雨”となるのでしょうか。

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あすも雨予報 消防団「恵みの雨」

気象台によると、大槌町は28日夕方からも雨となる予報で、27日よりまとまった雨となる見込みです。

大槌町消防団 山崎幸雄団長(※崎=正しくは、たつさき)
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大槌町消防団 山崎幸雄団長(※崎=正しくは、たつさき)
「恵みの雨。これがなければ、いつまでかかるか分からない。今までは何かあればすぐにLINEや電話がくるから、ぐっすりは寝られなかった。今回この雨が降れば、今夜からでも少しゆっくり休めるのではないか」

ただ、油断はできません。27日朝にかけても焼失範囲はじわじわと広がっています。

炎が迫っていた学校 休校続く

大槌町
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26日夜、火の手は大槌高校に迫っていました。午前中も炎が見えていましたが、消防によって延焼は食い止められました。ただ、映像を撮影し続けた男性によると。

動画を撮影した男性
(Q.一度消えてもまた火がつく?)
「完全に消えても、すぐ燃えていく状態。どうにか食い止めてもらいたい」

町立大槌学園
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大槌高校のすぐ隣も学校です。10年前、小学校と中学校を統合して開校した町立大槌学園。27日も休校なのですが…。

大槌学園教員
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大槌学園教員
「顔見せてよ。せっかく来たのに。元気だった?心配事ない?」

学校に置きっぱなしになっていた学習用のタブレットを渡していました。来月1日までは休校が決まっています。

小学3年と3歳の母親
(Q.この期間、不安だったのでは)
「子どもたちのメンタルも不安定になっている」

遊び場
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まだ先行きが見えない中、避難所では、子どもたちのストレスを減らそうと遊び場が設けられました。東日本大震災では子どもたちへの支援不足が課題に。その教訓を生かした、NPO法人の取り組みです。ボランティアとして運営に参加していたのは、炎が迫っていた大槌高校の生徒でした。

ボランティアの高校2年生
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ボランティアの高校2年生
「ずっと同じところにいるから、気持ちが沈んじゃったりするけど、こういうところに来れば子どもたちも明るくて元気だから、すごいこっちも元気がもらえるから来ている」

火の手が弱まる地域も“油断できず”

焼失した範囲
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町が公表した数字と熱源が確認されたエリアを比べても大きな矛盾はありません。焼失した範囲は27日朝の段階で、町の面積の1割近くにまで広がりました。

火の手が収まりつつある地域では自宅に戻り始めた人もいます。

女性
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女性
「自宅には行ったり来たりしていた。避難所にいるの嫌だから。震災でもう懲りてる。だから車の中に寝ていたのね」
(Q.やっと雨が降った)
「ほっとする。まだ降ってくれればいいのにね」

大槌まつりで使う山車
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避難していたのは、人だけではありません。町の人にはなくてはならない、大槌まつりで使う山車です。

陸中弁天虎舞 三浦幸人会長
「こっちに(火が)来たらやばいっていうことで、初日の夜に皆集まって海の方に逃がして。今日、雨が降って落ち着いたので、あまり濡らしたくないので片付けようと」

当然、油断はしていません。

陸中弁天虎舞 三浦幸人会長
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陸中弁天虎舞 三浦幸人会長
「民家に火は移ってないので良かったですけど、今後、山がどうなっていくのか、ちょっと心配です」

27日の雨の効果を現場はどう見ているのでしょうか。

釜石大槌地区消防本部 藤原秀二消防課長
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釜石大槌地区消防本部 藤原秀二消防課長
「気持ちとしてはちょっと安心感がある。すぐに鎮圧・鎮火に効果があったかというと、そこはまだまだ油断できない。隊員も同じような気持ちでいる」

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