東出は安全を確保するために木にロープをかけると、あろうことか自分たちの重い荷物を斜面の下へと投げ落とす。激しく転がり落ちていくバックパックを目の当たりにしたウルフは、「人もあの感じでいくってことですよね。死にますね」と戦慄。自身の体重で加速する恐怖に「こえぇ……」と怯えるウルフに対し、東出は「ゆっくりでいいから。手火傷しちゃうから」と、ロープの摩擦に注意するよう冷静に声をかけた。
死に物狂いで谷底の川へ辿り着いた際、東出から「本当に根性ある」と称えられたものの、ウルフは「そんな降り方があるんだ」と呆然とした表情を見せた。その直後、河原で東出特製のおにぎりを頬張ると「山登りの後、めっちゃ美味いな」と、極限状態での食のありがたみに感動していた。
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