
懸命な消火活動が続いている岩手県大槌町の山林火災。27日、発生から初めてとなる雨が降りましたが、いまだ鎮圧には至っていません。
待望の雨も…降水量わずか1.5ミリ
パラパラと音を立て、地面に打ち付ける雨。27日午後、山林火災発生から6日目にして、初めて雨が降りました。
高校の裏手に迫っていた火も消防によって延焼を食い止めることができました。
待望の雨に地元住民は、「ずっとずっと降り続いてほしいですね。地面が濡れているというだけでも(延焼の)速度が遅くなるなとか、あまり(火が)来ないのでいい」と話しました。
地元の消防団
「恵みの雨です。これで自分たちも落ち着けるかな。疲れました。家で横になりたいです」
しかし、27日の降水量はわずか1.5ミリ。火の勢いを止めるには至らず、被害は拡大し続けています。
鎮火への希望 28日夕方から雨か
24日におよそ730ヘクタールだった焼失面積。27日午前6時時点で1618ヘクタールと倍以上に拡大しました。
避難指示は1558世帯3257人に出され、町の人口のおよそ3割に達しています。
避難している人は、「やはり夜が眠れなくて。家とは違うので。怖いですね、火が。山から次から次へと飛び火なのか、いつくるか分からないので」と話しました。
火の手が収まりつつある地域では、自宅に戻り始めた人もいます。
地元住民
「自宅には行ったり来たりしていた。避難所にいるの嫌だから。(震災で)もう懲りてる。だから車の中に寝ていた」
28日夕方から29日昼すぎにかけて再び雨が降る見込みで、“鎮火への希望”になる可能性が出てきています。
(2026年4月28日放送分より)
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