■親は感情、子は現実…「相続と介護」のすり合わせが重要
三菱UFJ銀行の調査では、親と生前に「相続」についてほとんど話したことがない人、全く話したことがない人は合わせて79.4%に上る。
二宮氏は、ここにも大きな親子ギャップが存在すると指摘する。
「親はお金の心配をさせたくないから、『大丈夫、大丈夫、心配しなくても大丈夫だから』と何も話してくれない。でも、子どもはわからないこと、知らないことが不安。親がお金の話を子どもにしないというのも、逆に言うと“問題の先送り”をしているだけ」(二宮氏、以下同)
さらに介護をめぐっても、親子で見ている現実にズレがあるという。
「親は『私はこういう老後を送りたい』とか『こんなふうにしてほしい』と感情面で物事を話が、子どもは現実問題。『誰が、お金はどうするのか』とか現実問題で話をするので、そこのすり合わせが非常に重要になってくる」
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