「長男教」や「隠れ借金」の罠も…?GW帰省で話すべき「相続と介護の“親子ギャップ”」エコノミストが最低限押さえるべき3つのポイントを指南

わたしとニュース
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■最低限押さえておくべき3つのポイントと「最大の防御」

 親が亡くなった時や介護が必要になった時、現実問題として、不動産から預貯金まで何がどこにどれだけあるのか、そしてそれは借金の場合もあり、これらをきちんと把握しておく必要がある。

 崔氏は「最低限押さえておくべきポイントが3つある」として、次のように指南する。

「まず1つ目は自分または義理の実家に借金があるかないかの確認。2つ目はリバースモーゲージ。何か羽振りが良くなっているなと思ったら、実はリバースモーゲージ(シニアを対象とした不動産担保ローン制度)でした、となると、考えなければいけない課題が出てくる。そして3つ目は兄弟平等か。地方に行くと“長男教”という恐ろしいものがある。『兄弟平等でしょ』と思っていたら、実はこっそり全部長男に生前贈与されていたということもあるので、兄弟平等のつもりかどうかも聞いてみたい。『女なんだから(相続は)あり得ないよ』などと言われることもあるかもしれない」(崔氏、以下同)

 前述のリバースモーゲージとは、シニア世代が自宅に住みながら、自宅を担保にしてお金を借り入れることができる仕組みだ。

「これは有用な金融商品ではあるが、場合によってはものすごく割安で自分の家を差し出す可能性もある。また、両親が想定以上に長生きすると、家だけなくなってしまう可能性も出てくるので、どういう設計にしているのかを聞く必要がある」

 現実問題としては、親の不幸や弱った場合の話は、なかなか切り出すのは難しい。崔氏は、次のようにアドバイスする。

「『友達のお父さんがこれで大変そうなんだけど大丈夫だよね?』といった聞き方がいいかもしれない」

「最大の防御は、いざとなったら相続放棄。『自立すればいいや』のメンタリティでいればいいと思う。『自分のことは自分で』というスタンスでいれば、何が起きても怖くない」

(『わたしとニュース』より)

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