アメリカで進む「加速主義」対話なき対立で過激化する政治暴力 トランプ再々襲撃事件に「トランプ氏は原因ではなく、今の社会が生んだ結果」

ABEMA Prime
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■対話がなくなり、より暴力へ

加速主義
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 カーク氏の射殺事件については「容疑者は性的少数者の権利を擁護する人物で、カーク氏の思想が気に入らなかった。家族に『話し合いでは解決できない憎しみもある』と言っている」と説明する。「トランプ氏が受けた3回の襲撃を見ても、明らかに皆が反トランプだ。右派より左派がやった可能性が高く、最近は保守派への政治暴力が目立っている」。

 現状を「右派によるリベラル派への攻撃も、かなり目立ってきていて、ハードルが下がっているのではないか」と予想しつつ、「トランプ氏が撃たれる前の月に、全米で行われた世論調査では『トランプ復権を阻止するために暴力で止めてもいい』という人が10%いた。約1700万人がそういう考えを持ち、そのうち3割が銃を家に持っている。約500万人が危険な思想を持ちつつ、銃を持っていることになる」と語る。

 ローガン氏は「アメリカも根本的な国民性が変わってきた。30〜50年前には、今と同じように銃があちこち出回っていたが、乱射事件は有り得なかった。7歳の私も、おじいさんの銃がどこにあるかわかっていたが、手を出さなかった」と振り返り、「自己管理と感情のコントロール、被害者意識などに問題が存在する。銃器プラス国民性で考えるべきだ」とした。

 2ちゃんねる創設者のひろゆき氏は、「安倍晋三総理が亡くなった時に、喜びを表明した人もいた。日本にも政治家に『死んでほしい』と思っている人はいるだろう。ただ、実力行使は銃社会では簡単だが、日本では難しい。アメリカでは大統領が暗殺されそうになることが多い。日本にもそうした動きがあっても、実行しづらいから起きにくいだけだ」と見る。

 左右の対立については、「右はすぐ暴力に行き、左は対話しなくなったのが問題だ。僕はアメリカで4chanというサイトをやっているが、『自由に話すサイトがなくなれば、事件も生まれない』と考える左派の人が結構いる。僕はそんなわけないと思う」との見解を示した。「対話をしないと解決しない。『イスラム教とキリスト教、どちらが正しいか』は絶対に解決しないが、少なくとも対話しない限り、どんな問題も解決への道はない」。
(『ABEMA Prime』より)
 

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