将棋の第11期叡王戦五番勝負第3局が5月3日、愛知県名古屋市の「か茂免」で行われ、3連覇を目指す伊藤匠叡王と挑戦者の斎藤慎太郎八段が現在対局中だ。激しい火花を散らす両者は、午後0時30分から1時間の昼食休憩に入った。
ストレート防衛に王手をかけている伊藤叡王に対し、後がない斎藤八段がどのような作戦をぶつけるのかに注目が集まっていた本局。序盤は雁木調の出だしとなったが、後手番の斎藤八段はそこから四間飛車に決める展開となった。
居飛車党として知られる斎藤八段が飛車を振るのは、意表を突く選択で、この大一番に向けて周到に用意してきた作戦であることがうかがえる。後がない状況で放った挑戦者の秘策に対し、ここまで盤石の指し回しを見せている伊藤叡王が午後からどのように対抗していくのか、盤上の熱気はさらに高まりを見せている。
昼食休憩が明け、午後からは中盤戦から終盤戦へと向けてさらに激しい折衝が予想される。伊藤叡王が名古屋の地で決着をつけるのか、斎藤八段が踏ん張るのか、今後の展開から目が離せない。なお、本局の持ち時間は各4時間。
伊藤叡王、斎藤八段が選んだ昼食メニュー




