WD名古屋が第1セット15ー12とリードする場面、サーブで登場したのはフランス代表にも名を連ねるティモシー・カールだ。勢い良くジャンプして放ったサーブはネットスレスレを通り越すと、そこから一気に落下。縦回転がかかったボールがグワンと勢い良く軌道を変えると、対峙したサンダーズのキャプテン・新井雄大も反応しきれず。かろうじて触ったボールはそのままサイドの観客席まで飛んでいった。
中継の解説を務めた元日本代表の青山繁も、この衝撃の軌道を確認した途端「いやこれはすごいサーブだ」と驚いた様子。そして「サービスエースを狙った感がある」と、試合序盤にリードを広げることに成功した一撃を絶賛していた。
さらにはこのサーブにはファンもリアクションを寄せ、SNSでは「オレたちのカールが躍動しすぎている」「カールがすんごいサーブ」「カールのサーブ、フォークかよ……(ドライブなんだけどね)」と、チームに勢いをもたらしたサービスエースに歓喜しているようだった。
今季、レギュラーシーズンで15本のエースを奪ったフランス代表アウトサイドヒッターは、この試合で大活躍。サーブは18本を打って3本のエースを決め、効果率は19.4%と圧倒的な数字を叩き出した。さらにはアタックも19本打って12本を決め、決定率63.2%と、まさに“大暴れ”といったパフォーマンスで、チームをけん引してみせた。
終わってみれば、この試合はWD名古屋が盤石の戦いを披露し、広島をセットカウント3ー0と圧倒。重要な初戦をものにした。なお、翌日に行われた第2戦は逆に一進一退の戦いとなる中、フルセットの末にWD名古屋が3―2で勝利。昨季に続きCS準決勝に駒を進めたWD名古屋は、5月9日に昨季王者・サントリーサンバーズ大阪との第1戦に臨む。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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