将棋の第84期名人戦七番勝負第3局は5月8日、挑戦者の糸谷哲郎九段(37)が前日に封じた69手目が開封され、午前9時すぎに藤井聡太名人(竜王、王位、棋聖、棋王、王将、23)の手番で再開された。
開幕2連勝で防衛と4連覇へ向けて好発進を遂げた藤井名人か、反撃の初白星を狙う糸谷九段か。復興の象徴としての意味も持つ注目の“能登対局”が再開。糸谷九段が前日に封じたのは、解説陣が「びっくりしました」と声を上げた歩の突き捨ての一手だった。
ABEMAで解説を務める黒沢怜生六段(34)は、「積極的。ガンガンいく、勝負しにいくという意味。かなり勇気がいる一手だった」とコメント。今後激しさを増していく盤上の展開に期待をこめていた。
糸谷九段得意の雁木の出だしから、前例のない戦いへと展開した本局。糸谷九段が構想を実らせシリーズ初勝利を飾るのか、藤井名人が盤石の指し回しで防衛に“王手”をかけるのか。今後の進行から目が離せない。
持ち時間は各9時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





