ヴォルフスブルクに所属するFWの塩貝健人が、日本代表デビューとなったスコットランド代表戦を振り返った。アシストを記録する活躍を見せた21歳のアタッカーがあの時に思っていた胸の内を明かした。
5月13日放送の『ABEMAスポーツタイム』では、FIFAワールドカップ2026の日本代表メンバー発表を前に、ドイツ・ブンデスリーガで活躍する塩貝の独占インタビューを放送した。
今冬の移籍市場で、オランダのNECナイメヘン(オランダ)からドイツのヴォルフスブルクへとステップアップした塩貝。海外で結果を残してきた21歳は、今年3月に行われた欧州遠征で日本代表メンバーに初招集されると、スコットランド代表戦でデビューを飾った。
0ー0で迎えた78分にMF藤田譲瑠チマに代わって投入された塩貝は「0ー0という自分にとって美味しいタイミングで僕に回ってきた。絶対に試合を決めてやろうと入った」と気合十分にピッチへと足を踏み入れた。
すると直後の84分に決勝点をアシストする。左サイドを駆け上がったDF鈴木淳之介がダイレクトで入れたクロスは、ボックス内の塩貝のやや後ろに出された。しかし塩貝は足を伸ばしてボールに触れて落とすと、そこに走り込んだ伊東純也がDFを交わして右足で蹴り込んだ。
代表デビュー戦でのアシストだったが、ゴールネットが揺れた瞬間の塩貝は喜ぶことなく、むしろその場に立ち尽くしていた。このシーンを振り返ると「自分はアピールしなければいけない立場。自分のゴールで試合を決めたかった。3秒くらい『決めたかったな』と思って、でも『ナイスシュー』」と、本音を明かした。
塩貝にとっては、今回のW杯で日本代表メンバー入りするために与えられた“最後のチャンス”とも言える状況。それだけに「人生で最後の15分になるかもしれない。後悔がないように頑張ろうっていう感じでプレーした」と全力で取り組んでいたからこそ、その思いが喜びよりも悔しさとして表れた。
環境が変わったドイツ1年目も、次節が最終節。日本時間5月16日の第34節では入れ替えプレーオフ圏内を争うザンクトパウリと対戦。藤田、DF安藤智哉、FW原大智らとの日本人対決で、自身の成長を証明したい。(ABEMAスポーツタイム)




