
ロシアのプーチン大統領は20日、中国の習近平国家主席との首脳会談に臨みます。支持率が低下しているプーチン大統領は、暗殺やクーデターに備え警護を強化していて、孤立が深まっています。
米中首脳会談の説明も?
現地時間19日午後11時すぎ、北京の空港で中国の王毅外相の出迎えを受けたプーチン大統領。
トランプ大統領が訪れた直後となる今回の訪中。20日に行われる習近平国家主席との首脳会談では、米中首脳会談についての説明も受けるとみられています。
訪問に先立ち、プーチン大統領は中国に向けたビデオメッセージを公表しました。
「親愛なる中国の友人の皆様、こんにちは」
「ロシアと中国の緊密な戦略的連携は、世界の安定化において重要な役割を果たしています。両国は国際法および国連憲章の規定を守るために協調して行動しています。また、多国間の枠組みの中で積極的に協力し、世界および地域の差し迫った問題の解決に重要な貢献をしています」
こう語ったプーチン大統領ですが、ウクライナとの戦いは収束のめどが立っていません。
支持率回復へ成果アピール
戦争疲れもあってか、ロシア国内でのプーチン大統領の支持率は低下しています。
ウクライナ侵攻後は概ね75%を上回ってきましたが、先月70%を下回り、最新の世論調査では66.8%でした。
複数のロシア独立系メディアは、治安当局がプーチン大統領に対するクーデターや暗殺を警戒し、3月から警護を大幅に強化していると伝えています。
そうした中での中国訪問。中国とエネルギー分野での協力拡大などを協議するほか、40の文書や共同声明に署名する予定です。
プーチン大統領は成果をアピールし、ロシア国内の支持率回復につなげることができるのでしょうか。
(2026年5月20日放送分より)
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