
栃木県で起きた強盗殺人事件で、逮捕された少年の1人が「普通のバイトだと思っていた」と話していることが分かりました。また、被害者の家で飼われていた犬が死んでいたことが新たに分かり、少年らが関与していた可能性があります。
【画像】“指示役”の妻 長く続けたダンススクールを除籍処分に
「普通のバイトだと思った」
事件当日、高速道路のサービスエリアで少年らと顔を合わせた竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)。その場で犯行に使われた凶器を渡した可能性があります。
わずか5分間の犯行の間、2人はアプリで通話をつなぎ、実行役の少年らにリアルタイムで指示を出していたといいます。
その指示の一環だったのでしょうか。亡くなった富山英子さんの他に、飼い犬も死んでいるのが見つかっていました。
実行役の中の1人の供述
「普通のバイトだと思っていた」
実行役の中にはこのように供述する少年もいて、事件の詳しい経緯について捜査が続いています。
“指示役”妻ダンス熱中
事件当日もSNSにダンス動画を投稿していた美結容疑者。地元・長野にいた頃の知人は、昔からダンスに熱中していたと話します。
美結容疑者を知る人
「バトントワリングとか、チアダンスだったり。卒業してからも練習を見に来てくれることも多かった。他の同じ学年の先輩方とも関係はよさそうな印象でした」
高校ではバトントワリングやダンスなどをしていて、引退後も後輩の指導に訪れていたという美結容疑者。高校卒業後、進学のために首都圏に出た後も、踊ることをやめてはいませんでした。
美結容疑者とみられる人物は、2019年ごろから都内各所にあるダンススクールの会員になりレッスンを受けていたそうです。
月謝は6000円前後。長く続けていた会員ですが最近、変化がありました。
ダンススクールの関係者
「月謝が引き落とされず、除籍処分になりました」
去年の後半から月謝の未納が続き、今年の3月には4度目の未納に。先月、除籍処分を受けていたといいます。
事件前日、美結容疑者は、友人にLINEでこんな言葉を送っていました。
「酒の飲み方考えるわ」
「もう大人だからね」
しかし事件当日、友人とのLINEは途絶え、2日後にはアカウント自体が消えたことも分かっています。
容疑者夫婦は取り調べに対し、「自分たちは関係ない」という趣旨の供述をしているということです。
防犯意識の高まりで…
入念な下見を経て実行に移されたとみられる、今回の強盗殺人事件。事件を受けて、人々の防犯意識が急激に高まっていると話すのは、防犯カメラなどを製造・販売している企業です。
日本防犯カメラセンター 兼松拓也代表
「1.5倍から2倍に、問い合わせが増えているという形。栃木県の周りの群馬とか茨城とか埼玉などでも件数が増えている」
こちらの企業では事件後、北関東を中心に相談が増加。防犯カメラや、窓ガラスの防犯フィルムなどを設置したいという声が増えているといいます。
兼松代表
「近所を知らない人がウロウロしているとか、知らない車両が止まっているからちょっと心配とか、『転ばぬ先の杖』というか、何かあってからでは遅いので、まず家族で防犯対策を考えてみるのがよいのではないかと思います」
(2026年5月21日放送分より)
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