
兵庫県たつの市の住宅で見つかった母親と娘の遺体をめぐり、2人の首に複数の刺し傷があったことが新たに分かりました。玄関外で血痕が確認され、凶器はまだ見つかっていません。
【画像】「“施錠なし”考えられない」近隣住民が抱く疑問 兵庫・母娘死亡 首に複数刺し傷
“娘の知人”が交番に相談
遺体発見から3日目。雨が降る中、現場では21日も捜査が続いていました。

19日、田中澄恵さん(74)と娘の千尋さん(52)が家の中で血を流して倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。上半身に複数の刺し傷などがあった2人。捜査関係者への取材で、刺し傷は首にも複数あったことが新たに分かりました。凶器はまだ見つかっていません。

近隣住民
「(澄恵さんは)おっとり。温厚というか、トラブル起こすような方ではまずないですよね」
母と娘に何があったのか。捜査関係者によりますと、遺体が発見されたきっかけは、千尋さんの知人でした。その知人は交番に「数日間、連絡が取れない」と相談したといいます。
約1時間後、警察が田中さんの自宅に到着。その時、玄関のドアは閉まっていましたが、鍵はかかっていませんでした。澄恵さんは玄関付近で、千尋さんは玄関から続く廊下で、それぞれ仰向けに倒れていました。
近隣住民“施錠なし”に疑問
親子を知る近隣住民は、玄関の鍵がかかっていなかったことに疑問を感じると話します。

近隣住民
「開きっぱなしは考えられない」
(Q.考えられないというのは、きちんと戸締まりする人だった?)
「僕が表で頼まれ作業している時も、帰ってきたらカチッと音が聞こえる。きちんとロックしているんだなと。用事があって訪ねて行っても玄関の鍵はかかっていた」
この住民は、警察と一緒に家の中を確認した人から話を聞いていました。
近隣住民
「警察が確認しに行くので立ち会ったと。『開けた途端に玄関先で倒れているからびっくりしてなぁ』」

玄関の外でも少量の血痕が見つかっています。また、自宅から現金の入った財布と携帯電話が見つかっていたことが、新たに分かりました。警察は、司法解剖を行って死因を調べるとともに、第三者の関与について慎重に捜査しています。
