
人気のとんこつラーメンチェーン「一蘭」のロゴにそっくりな店が中国・北京に現れ、物議を醸しています。
注文者は厳しい評価
豚の骨から抽出したとんこつスープに、唐辛子ベースの赤い秘伝のたれが特徴の「一蘭」のラーメン。
そして、こちらは「一蘭」のロゴのように見えますが、実はこれ、月間利用者が5億人を超える中国最大手のフードデリバリーサイトに現れた、本家とは全く異なるお店です。
本物のロゴと比べると、赤と緑の色合いや形は似ていますが、「ICHIRAN」の2つ目の「I」がなく「ICHRAN」になっています。
何を意味しているのかは分かりませんが、「建国65年創業」とも書かれています。
ラーメン自体も、赤いたれ、ネギ、チャーシューは似ていますが、中国のものには半切りの煮タマゴ、メンマ、なると、コーンがトッピングされています。
価格は日本円で985円。本物(980円※店舗ごとで異なる)とほぼ同じ価格です。
中国のSNSには、注文者の厳しいコメントが相次いでいました。
「なんなのこれ、マズすぎて一口でやめた」
「入っている肉が酸っぱくて、怖くて食べてすぐに吐き出した」
一蘭「法務部で対応」
一蘭の公式サイトを見てみると、一蘭の店舗がある場所を示す地図には、北京の周辺で一蘭のロゴマークはありません。北京に店舗はないようです。
取材班が現地に向かうと、「本日一蘭拉面」と書かれています。ただ、中は無人になっていました。「建国65年創業」のロゴもあります。
「一蘭」といえば、周りを気にせずラーメンを味わうことができるという「味集中カウンター」と呼ばれる仕切りがあるテーブルが特徴ですが、“ニセ一蘭”の店内は机とイスがあるだけで、全く異なるものです。
近くの店の店員は、こう話します。
「きのうはいました。きょうは休み。ちょっと具合が悪いみたいです」
どうやら閉店したわけではないようです。フードデリバリーのサイトを開いてみると、19日までサイトにありましたが、検索すると20日は表示されなくなっていました。
本家の「一蘭」はANNの取材に対し、こうコメントしています。
「本件につきましては弊社側でも把握しており、現在、法務部にて対応を進めております」
(2026年5月22日放送分より)
この記事の画像一覧
