迎えた66分、問題のシーンを迎える。神戸陣内でボールを持った福岡DF辻岡佑真に、武藤が対峙。右半身を滑り込ませてボールを奪いにかかるタイミングで、右手で相手を突き飛ばすような格好となった。
転倒した辻岡の足が武藤を挟み込むように絡まると、これに激怒した武藤が主審にアピールしながら、なおも離れない辻岡の胸を突き飛ばした。それでも怒りのおさまらない武藤は、続けて辻岡の袖を掴みながら激しく言葉をぶつける。そこへ両チームの選手たちが参戦し、割って入ろうとした神戸DF広瀬陸斗を福岡DF上島拓巳が突き飛ばすと、さらに荒れた展開に。一触即発の事態にスタジアムからもブーイングが飛んだ。
この行為は福岡のベンチ前で行われたため、塚原真也監督もサイドラインいっぱいまで出ていき、興奮し続ける武藤と言い合いになるシーンも見られた。選手たちは一度落ち着きを取り戻したが、武藤は再び辻岡と言い合いに。手こそ出さなかったものの、相手を指差し、首筋に血管が浮き出るほどの強い口調で何かを伝えていた。
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