「気持ち悪くて怖い」“音大おじさん“から大量DM…現役藝大生「実名SNSは閉鎖」音楽活動続けるには耐えるしかない?迷惑でも拒否できない“演奏者と客”の関係

わたしとニュース
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■「底辺学生の気持ちは…」相談にハードル

 大学側も対策に乗り出している。東京藝術大学では、美術系の展示会で女子学生に執拗な付きまといなどを行う「ギャラリーストーカー」という行為が確認されていたことから、学祭の際に注意喚起を出している。迷惑行為に対して、退場を求めることや警察に通報することを警告している。

 では、実際に被害を受けた場合はどうなるのか。Aさんは、匿名で相談できる場を望んでいたが、現状では外部のカウンセリングを除く学内の解決手段としては、匿名で相談できる窓口はない。東京藝術大学側も「匿名での相談は困難」と回答している。

 Aさんは「『自分がやられています』というのは恥ずかしい。藝大の先生は、学生からしたら圧倒的上位なので、底辺の学生の気持ちを伝えられない」と、言い出しにくい実情を語る。

 学生側が相談することに対してハードルを感じていることで、迷惑行為の実態が把握しづらくなる可能性もある。

 これに月岡氏は「『私なんかまだまだなのに、こんなこと言ったら…』と思ってしまう。学校の中で、先生ではない誰かに安心して相談できるところがあると、学生たちも創作活動ができるのではないか」と指摘した。

(『わたしとニュース』より)

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