【WWE】RAW(5月18日・日本時間19日/ノースカロライナ・グリーンズボロ)
いつもなら成功する"こっそり介入"が、この日に限ってあっけなく露見。女ボスが背後から放ったお尻付近へのひと押し、それを見逃さなかったのはレフェリーの視線だった。退場宣告に大げさに仰け反るヒールと、にっこり微笑むレフェリー。ベタすぎる展開にファンからも「有能レフェリー」「レフェリーの見せ場」などレフェリーの株が爆上がりするコメントが飛び交った。
王者"ブリー・ベラ&ペイジ"組と、"ジャッジメント・デイ"(ロクサーヌ・ペレス&ラケル・ロドリゲス)の女子タッグ王座戦は、ブリーがロクサーヌをスクールボーイで丸め込み3カウントで勝利。だがこの決着の裏には、リヴ・モーガンの介入失敗という"大誤算"があった。
序盤からラケルのパワーがペイジを場外へ投げ飛ばし、ジャッジメント・デイ側が支配する展開。中盤、ブリーのクローズライン連発、ドロップキックで巻き返すが、ここで"ジャッジメント・デイ"の劣勢にちょこまかとエプロンでレフェリーの注意を奪うリヴの存在が鬱陶しい。レフェリーのジェシカ・カーの制止を利用して背後で暗躍するも、ブリーがペイジとの連携で、ラケルをトップロープからパワーボムで叩き落とす大技と、チャンピオン・チームが徐々に復調を見せる。
そして最大の見せ場は最終盤だった。ロクサーヌがブリーにスプリングボード・ムーンサルトを放つも、ブリーが膝を立て剣山で完璧なカウンター。さらにトップロープから仕掛けるブリーの背後に、リングサイドから素早く忍び寄るリヴが、お尻付近をさりげなくひと押ししてリング下で「知らんがな」とニヤつきながらとぼける。
ABEMA実況の清野茂樹アナウンサーも「また見てない隙、、、」とこぼした“お約束”の介入劇だが、レフェリーのジェシカはその手元を目撃していたか、半笑いでリヴを睨みつける。
清野アナも「あれ?見られてた」の動揺とともに、即座にレフェリーがリヴを指差し「はいアウトー!」の退場宣告。リヴは「そんなバカな」と言わんばかりに大げさに仰け反って抗議するが、解説も「見てたよという顔してますか」「WWEではレフェリーの言うことは絶対ですからね」と苦笑混じりに解説し、ファンも「ジェシカにっこり」「退場!」「レフェリーの見せ場」と、レフェリーの異例のスピードでのレッドカード発動を支持する声が相次いだ。
これでいつもの「ズルして勝つ」が通用しなくなり動揺する"ジャッジメント・デイ"。ロクサーヌのベルト殴打も空を切り、ブリーの技ありスクールボーイで3カウント。試合後も女子タッグを狙うもう1つの有力チーム、ベイリー&ライラ・ヴァルキュリアの襲撃に遭い、リヴ、ラケル、ロクサーヌにとっては踏んだり蹴ったり。介入が逆に裏目に出る、絵に描いたような自滅劇となった。(ABEMA/ WWE『RAW』)

