
この「同世代」という言葉に深くうなずいたのが、錦鯉の渡辺だ。「僕らも世に出るのが遅かったんですけど」とご自身たちを振り返りつつ、「昔からライブとか一緒に出てて、一緒に世に出てきた『モグライダー』とか……そういう意味じゃ先ほどの豊島九段のお話とちょっと近い」としみじみ。下積み時代を共にした芸人仲間への思いを重ね合わせ、会場は温かい空気に包まれた。
そんなしっとりとした雰囲気を明るく変えたのが、相方の長谷川だ。「僕はね、象とかキリンとか動物が好きで。動物園ロケになるとテンション上がるんですよ!」と、長谷川らしいマイペースな回答が飛び出す。さらに「大人はすぐ僕のことを怒るんだけどね、動物は怒らないからね、好きなの」とピュアな理由を明かすと、子どもたちも豊島九段も思わず爆笑。会場を大きな笑顔で包み込んだ。
将来のプロ棋士を目指す小中学生の登竜門として、2012年から開催されている本大会。15周年の節目を迎える今年の大会からも、未来の将棋界を担う新たなスターが誕生するのか、子どもたちの熱戦に期待が高まる。
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