
沖縄と奄美地方を直撃した台風6号が、停電や倒木などの被害をもたらしています。この後、九州から関東へ接近する見通しで、「線状降水帯」発生の恐れも出ています。
【画像】突然道路上落ちたビルに設置されていた配管のようなもの
沖縄に初の「レベル3」大雨警報
2日朝4時ごろ、鹿児島県の奄美大島で撮影された映像では、雨が強風に流されながら、路面に激しく叩きつけます。手すりに付いていた注意書きの札は、なすすべもなく風にあおられていました。
市内を走る車の中から撮影された映像では、横殴りの雨がフロントガラスを打ちつけます。
1日正午すぎ、那覇市は暴風域に入ったとみられます。外を見ると、ゴーという音を立て強風が吹き荒れています。横殴りの雨も降っています。木々はその風を受けて、左右に大きく揺れています。
あまりの風の強さで、傘は用をなしていません。沖縄県名護市では、停電により信号が消えていました。
1日午後には、「レベル3」大雨警報が発表された沖縄県。レベル3は、5段階の警戒レベルのうち3番目に危険度が高く、高齢者など、避難に時間を要する人が避難する目安です。新しい防災情報になって以降、初めて出されました。
街のシンボル折れショック
沖縄市にあるコザミュージックタウン前のガジュマルの木が台風6号の影響で横倒しになっています。
道路沿いに立ち、街のシンボルとして親しまれていた大木。根元から折れ、近くで働く人もショックを隠せません。
近くで働く人
「まさか倒れると思いませんでした。今までも強い台風来てましたけど、まさかです、本当に。驚きとともにショックを受けています」
シャッターを下ろした店が目立つ国際通りでは、突然、ビルに設置されていた配管のようなものが道路上に落ちて真っ二つに。風に吹かれて転がり続け、車から降りてきた人が道路脇によける様子が見られました。
那覇市では、最大瞬間風速37.9メートルと非常に強い風を記録。台風の影響は、交通機関にも及びました。
那覇空港では、台風6号の接近に伴い、沖縄発着の全便が欠航となり、空港は終日閉館となっています。
2日も九州や四国を発着する便を中心に、日本航空は170便、全日空は67便の欠航を決めました。
気象庁は、2日の夕方にかけて、九州南部に線状降水帯の予測情報を発表しました。台風6号が関東に最も接近するのは、3日の昼ごろになる見込みです。
(2026年6月2日放送分より)
この記事の画像一覧
