サッカー北中米ワールドカップの開幕が、いよいよ来週に迫りました。先月31日のアイスランドとの国内ラストマッチ、内田篤人さんの解説とともに見ていきます。
吉田麻也のセレモニー
日本代表のスタメンには、遠藤航選手(33)がけがから半年ぶりに復帰。冨安健洋選手(27)はおよそ2年ぶり日本代表に戻ってきました。
そして、吉田麻也選手(37)がキャプテンを務めました。吉田選手は前半13分までプレー。代表に区切りをつけるセレモニーが行われました。
「吉田選手、13分だけだったんですが、随所でいいプレーを見せていたと思います。こういったセレモニーは日本代表の選手で初めてでした。ワールドカップに向けて一体感が出たと思います」
日本代表は前半から攻め込みます。久保建英選手(24)のクロスから中村敬斗選手(25)がヘッド!
「前半から日本はサイドからクロスの攻撃を仕掛けていきました」
さらに、前半アディショナルタイムには、中村選手のクロスを冨安選手が合わせます。
「見てもらいたいのが、アイスランドは人数をかけてゴール前を固めていました。白いユニフォームのディフェンダーがたくさんいます。日本は外からのクロスでゴールを狙いました」
復帰した冨安選手の動きはどうでしたか?
「攻守において非常に活躍してましたし、安定していました。もともとクオリティーのある選手なので、けがの影響がなくて本当に良かった。このままコンディションが上がっていけば、スタメンで出場しても全く問題ないんじゃないかと思っております」
若いFW投入で攻撃枚数を
後半28分、点が欲しい日本は小川航基選手(28)に加えて塩貝健人選手(21)、そして後藤啓介選手(20)と若いフォワードを投入してきました。攻撃の枚数を増やします。
「日本は攻撃に人数をかけて固められた守備をこじ開けに行きます。ゴール前、青い選手が多いです」
そして後半42分、菅原由勢選手(25)がボールを受けるとクロス!合わせたのは小川選手でした。
「日本の作戦が効いたようなゴールだったと思います。この場面では、日本のフォワードが3枚に対して守備は2枚。ここでマークのズレが生じてゴールが生まれました。菅原選手、左足にボールを持っているんですが、右足に切り替えて非常にいいボールを上げました。ワールドカップでもチュニジアやスウェーデンなど、ゴール前を固められた時にこじ開けに行く必要があります」
日本はワールドカップ前の最後の試合で勝利し、弾みをつけました。
3分間飲水タイムの価値
この試合では、「ハイドレーションブレイク」という飲水タイムが設けられました。
前半・後半の途中に3分間、水分補給をとることができます。
今回のワールドカップで初めて導入され、気候に関係なく全試合で実施されます。
「これまでの暑さ対策としては飲水タイムあったんですが、飲んだらすぐピッチに戻らなければいけなかった。この3分という時間を設けられたことによって、じっくり戦術をみんなと確認できるようになったんです」
そうなると、ただの飲水タイムではないということになってきます。
「実際、この試合でもこの時間で選手の交代であったり、フォーメーションの変更を行い、得点につなげました。今回のワールドカップでは、この時間が試合の鍵を握るかもしれません」
日本代表は今月2日、事前キャンプ地のモンテレイに出発します。
(2026年6月1日放送分より)
