クマが追いかけ掴みかかる“襲撃の一部始終”工場に侵入4人けが

クマが追いかけ掴みかかる“襲撃の一部始終”工場に侵入4人けが
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 工場の敷地内にクマが現れ、従業員らを次々と襲いました。クマが襲いかかり、逃げていくまでの一部始終をカメラが捉えていました。

【画像】取材中に現れたクマ

取材中にクマの姿

クマ
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 歩く人の先に現れたのはクマです。取材班が、クマが現れた現場に設置された防犯カメラの映像を入手しました。

 クマが人を追いかける瞬間です。映像には人身被害が起きた現場の一部始終が映されていました。幸い、この人の命に別状はありませんでした。

 クマがいたのは、福島市の工場の敷地内です。4人が襲われる被害がありました。

取材中にも
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 その人身被害の取材中、カメラマンがクマの姿を捉えました。

 2日午前6時半ごろ、20代と60代の男性従業員2人がクマに襲われ、その後、工場の敷地外で、近くに住む80代の女性と60代の男性も襲われました。4人とも病院に運ばれましたが、命に別状はありません。

外れた自動ドア
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 警察官の視線の先には自動ドアが外れているのが分かります。工場の中で何があったのでしょうか。

追われてつかまれ転倒

クマが背中に手をかけ男性転倒
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 午前6時半ごろ、敷地内に設置された防犯カメラの映像です。

 道路に出ようとした男性が突然立ち止まります。猛スピードで走ってきたクマに気づいて引き返すも、クマが男性を追いかけています。

 そして、背中に手をかけ、男性を転ばせました。その時でした。間一髪!軽自動車が現れ、クマが離れていきました。

ガラスが粉々に
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 その先には建物が…。壊れていた自動ドアの場所です。ガラスが粉々になっているのが分かります。中に入ったのでしょうか。

 クマが近づいてから、およそ50秒後、建物からクマが出ていきました。

 映像の中で襲われていた男性は何とか立ち上がりました。

近隣住民
「怖いし、自分もけがはしたくない」

 人を襲ったクマは今も捕まっていません。

逃げる時に目の前にいる人を襲ったか
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 このクマについて専門家は…。

岩手大学 農学部
山内貴義准教授

「クマが人に向かって走ってきて、おそらくこの人を襲う前に(クマが)何らかのパニックになるような状況になってしまって、逃げる時に目の前にいる人を手あたり次第、襲ってしまったのかなと」

人を恐れず?襲撃現場で遭遇

 各地でクマによる人身被害が相次いでいます。

 2日、秋田市ではクマ1頭が駆除され、近くで女性の遺体が見つかりました。亡くなったのは、竹林貞子さん(73)です。クマによる被害の可能性もあるとみられています。

 福島県では今年度、クマの目撃情報が去年同時期の1.5倍に上っています。 

先月31日
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 その福島県内の天栄村では先月31日も取材班がクマに遭遇しました。このクマも、実は「人を襲ったクマ」の恐れが。人身被害の現場近くにいたクマは大胆な行動を見せていました。

「男性が襲われた天栄村で取材をしていたところ、道路脇にクマを目撃しました。こちらに気づいているような様子はありますが、逃げようとせずウロウロとしています。5~6メートルほどでしょうか、かなり近い距離です」

 午前9時ごろ、親戚と山菜採りに来ていた70代の男性が後ろからクマに襲われ、顔などを引っかかれました。

 クマはその後、道路から離れて山の方へと歩いていきました。

 このクマが人を襲ったクマかは定かではありません。ただ、人身被害の現場近くにいたクマが人の存在に気がついても逃げる様子がなかったのです。

「人間は何もしてこない」と学習している
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山内准教授
「かなり人に慣れている個体だと思う。人の生活騒音に無頓着になっている。『車の中に人がいる』とちゃんと認識していて、ただ『人間は何もしてこない』と学習している」

「視野に入った人間を次々襲う」個体もいるという
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 ただ、それはクマと適度な距離がある状態でのこと。特に注意すべきは出合い頭だといいます。  

「クマの特徴として一度人間と格闘すると興奮状態になってしまう個体がいて、『視野に入った人間を次々襲う』という行動をする個体もいる」

(2026年6月2日放送分より)

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