3日、衆議院本会議において、森英介議長の「採決」が早すぎたことで議場が一時大きなどよめきに包まれるハプニングがあった。
まず、森議長は、農林水産委員長である藤井比早之議員を指名し、食糧法改正案について報告を求めた。
拍手が起こる中、藤井議員は演壇まで進み、法案について農林水産委員会における審査の経過と結果を報告。「質疑終局後、討論を行い、採決いたしましたところ、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。なお、本案に対し附帯決議が付されました。以上、ご報告申し上げます」と締め括った。
だがここで“事件”が起きた。本来であれば藤井議員が演壇を降りて自席へと戻るのを待ってから採決に移るのが通常の流れだが、森議長は藤井議員がまだ演壇から一歩降りようとしたかどうかのタイミングで「採決いたします」と宣言してしまったのだ。
この異例のフライングに、森議長のすぐ隣に座る築山信彦事務総長がすぐさま反応。苦笑しながら森議長に軌道修正を促すと、森議長も「あ、しまった」と言わんばかりに当惑した様子を見せた。一連のやり取りに議場内は一気にざわつき、「短いっ!」などの声も飛んだ。
森議長は気を取り直して仕切り直す形で「失礼、採決いたします」と宣言し、今度は無事に起立多数で食糧法改正案が可決された。
(ABEMA NEWS)

