
中東情勢の悪化で、原油由来の製品が多い衣類を扱うアパレル業界で値上げの心配が拭えない中、最大9割引きで新品を買うことができる店が人気となっています。
【画像】衣類の多くはナフサが原料の合成繊維を使用 オフプライスストアに影響あるのか
店内に90%~30%オフの表示
初来店(60代)
「料金はすごく安いなと思って。種類も何種類かあって選べました。物価高の中では、すごくありがたいです」
10代
「すごく良いデザインがある割に、すごく安いので。50%引きとかがいっぱいあるのが、いいかなという感じ」
このワンピースはメーカー希望価格1万5455円のところ、82%オフの2990円で販売されています。
90%~30%オフの表示が店内の至る所にあります。安さの秘密は、どこにあるのでしょうか?
大幅割引の秘密は?
激安なお宝が眠っているかもしれないこのお店は「オフプライスストア」といい、さまざまな理由で販売時期を過ぎてしまった商品や余剰在庫をお買い得な価格で販売しています。
服は去年から3年ほど前のシーズンものが、季節を選ばないスニーカーなどは早いもので半年ほど前の商品が並びます。
オフプライスストアはアメリカ発祥と言われ、業界トップの会社の去年の売り上げは9兆6595億円(603億7200万ドル)に上ります。
日本でもここ数年で盛り上がりを見せていて、この店の売り上げは前の年度と比べて1.5倍以上に。3月末時点で45店舗でしたが、10年後には10倍以上となる500店舗を目指しています。
この店では、有名ブランドを含む150ブランド、9000点以上の商品を取り扱っています。
大幅な割引が実現できる秘密は、何なのでしょうか?
ゲオホールディングス
前川雅美さん
「大型倉庫を活用し、商品を大量に仕入れることで、この価格を実現しています。取引間で発生する作業を代行することで、取引コストを削減して商品の価格に還元をしている」
物価上昇に加え、中東情勢の緊迫による原油価格の高騰は、アパレル業界にも影響を与えかねません。
衣類の多くは、ナフサが原料となる合成繊維を使っています。
生地の染色や洗浄、乾燥といった工程でも、原油やガスが必要です。オフプライスストアにも影響はあるのでしょうか?
前川さん
「我々の事業はメーカーの余剰在庫を後から仕入れる仕組み。世の中の物価が上がったとしても、仕入れ値に影響が出るのは時間的な猶予がある」
(2026年6月5日放送分より)
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