【W杯】日本代表の得点マップを公開 全25ゴールから見えた傾向

まもなく開幕するFIFAワールドカップ2026北中米大会。
森保一監督をはじめ、選手などが「世界一を目指す」と掲げる今大会で、9カ国目の優勝トロフィーを手にするために欠かせないのがゴールだ。

ワールドカップの舞台で日本代表は25ゴールを記録している。
初出場の1998年フランス大会で中山雅史選手が、日本代表のW杯初ゴールを決めてから2022年カタール大会までの7大会で積み上げたものだ。
これまでのゴール位置や得点パターンを分析すると、日本代表の特徴と課題が浮かび上がる。

日本代表のW杯での得点位置マップ

(試合映像を基に位置を推定)

W杯25得点の84%が“流れの中”から

25得点のうち21得点(84.0%)がオープンプレーによるものだった。
逆にセットプレーによる得点は、計4得点(16.0%)にとどまる。
日本代表は世界の舞台でも、流れの中からチャンスを作り出して得点する傾向が強いことが分かる。

ゴール位置を見ると、多くがペナルティエリア内のゴール正面付近に集中している。
ペナルティエリア外からの得点はわずか5本で、さらにオープンプレーに限定すると3本しかない。
日本代表の得点は、相手の隙を突いてゴール前で仕留める形が中心となっている。

得点部位にも特徴がある。
右足が12得点(48.0%)、左足が10得点(40.0%)と左右の足でバランスよく得点している一方、ヘディングによる得点は3得点(12.0%)のみ。
空中戦から得点を奪う機会が少ないことが数字にも表れており、日本代表の課題の一つといえそうだ。

また、得点数は近年になるほど増加傾向にある。
大会別では2018年ロシア大会の6得点が最多、続く2022年カタール大会も5得点を記録しており、直近2大会だけで11得点を挙げた。
これは通算25得点の44.0%を占める数字で、日本代表の攻撃力が近年向上していることを示している。

一方で、気になる数字もある。
過去24年間でPKによる得点は、2018年ロシア大会のコロンビア戦で香川真司選手が決めた1得点のみ。このPKも相手選手のハンドによって獲得したものだった。
ペナルティエリア内で積極的にドリブルを仕掛け、相手守備陣にファウルを強いる場面は決して多くない。
優勝を目指すうえでは、ゴール前で個の力を発揮し、PK獲得につながるプレーを増やせるかもポイントとなりそうだ。

歴代のゴールデータからは、「流れの中から崩して得点する」という日本代表の強みが見えてくる。
その一方で、セットプレーや空中戦、そしてPK獲得能力の向上は、さらなる高みを目指すうえでの課題といえる。
2026年大会で日本代表がどのような形でゴールを積み重ねるのか注目される。

日本代表のW杯での全25ゴールの内訳

【得点パターン別】 ※ゴール数/割合
・オープンプレー 「21/84.0%」
・フリーキック 「2/8.0%」
・コーナーキック 「1/4.0%」
・PK 「1/4.0%」

【得点部位】
・右足 「12/48.0%」
・左足 「10/40.0%」
・ヘディング 「3/12.0%」

【大会別】
1998年フランス 「1/4.0%」
2002年日韓 「5/20.0%」
2006年ドイツ 「2/8.0%」
2010年南アフリカ 「4/16.0%」
2014年ブラジル 「2/8.0%」
2018年ロシア 「6/24.0%」
2022年カタール 「5/20.0%」

日本代表のスケジュール

FIFAワールドカップ2026北中米大会
グループステージF

6月15日(月)午前5時 オランダ戦 ダラス(アメリカ)
6月21日(日)午後1時 チュニジア戦 モンテレイ(メキシコ)
6月26日(金)午前8時 スウェーデン戦 ダラス(アメリカ)
※試合日時は日本時間

外部リンク
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