
サッカーワールドカップ北中米大会は、日本時間12日に開幕します。大きな経済効果が期待される一方で、チケット価格や鉄道運賃などが高騰し「高すぎるワールドカップだ」と物議を醸しています。
チケット約3億6800万円で出品も
メキシコのモンテレイで事前合宿を行っているサッカー日本代表。足に違和感を覚え、ここまで別メニューで調整していたキャプテンの遠藤航選手(33)が、初めてグラウンドに姿を見せました。
サムライブルーは、9日に大会中の拠点となるアメリカ・テネシー州のナッシュビルに向かいます。そこで選手たちを待つ施設は、2023年に完成した最新鋭のトレーニング施設です。広大な敷地の中に、天然芝のピッチが2面広がっています。
トレーニングルームやサウナ、温冷浴なども備えた充実の環境で、選手たちの疲労回復をサポートします。
一方で、現地に観戦に行くファンからは、こんな声も上がっています。
「べらぼうに高いと思います。僕は2006年のドイツからW杯を現地観戦しているが、前回のカタールW杯に比べても、2.5倍から3倍くらいの値段です」
今大会では、需要に応じてチケット価格が変動する「ダイナミック・プライシング」が初めて導入されました。FIFAの公式サイトで販売されていて、購入したチケットを再び売りに出す公式再販売ページも設けられています。
FIFA公式の決勝戦のチケット購入ページは、1席あたり約1万6000ドル、日本円で260万円ほどと表示されています。
チケット価格の動向をまとめている「チケットデータ」によると、転売サイトでは、決勝戦のチケット1枚が約230万ドル、日本円で約3億6800万円で出品されたケースも確認されています。
運賃高騰 地元知事は反発
トランプ大統領 (NYポストの取材で)
「観戦には行きたいですが、正直なところ、私もその金額は払わないでしょう」
※約1000ドルのアメリカ代表 開幕戦について
日本代表の初戦となるオランダ戦も、一番安いチケットが10万円を超えていました。
交通費も高騰しています。ニューヨーク・マンハッタンの中心部から、決勝戦が行われる会場までは列車で移動します。通常の往復運賃は12.9ドル=約2060円ですが、運営する会社はワールドカップの期間中、150ドル=約2万4000円に引き上げると発表しました。
地元の知事は「FIFAが負担すべきだ」と反発。批判を受けて、運営会社は往復運賃を98ドル=約1万5700円まで引き下げると発表しましたが、それでも通常の7倍以上です。
(2026年6月8日放送分より)
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