フィリピン付近でM8.2の地震 日本国内各地に津波注意報 気象庁「海外での地震による津波は一般的に第1波より後続の方が高い」

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【映像】フィリピンM8.2の地震 発生直後の映像(実際の様子)
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 8日、午前8時38分ごろ、フィリピン付近を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生した。これに伴い気象庁は、茨城県から沖縄県にかけての太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島にかけての広い地域に津波注意報を発表。午前10時30分ごろから記者会見を行い、状況や今後の見通しなどを説明した。

【映像】フィリピンM8.2の地震 発生直後の映像(実際の様子)

 会見では「海の中や海岸から離れていただくようにお願いしたい。潮の流れが速い状態が続くので、注意報が解除されるまでは海に入ったり海岸に近づいたりしないようにくれぐれもお願いしたい」と呼びかけた。今後、注意報が警報に切り替わる可能性は、「今のところ低い」としているが、海外で起きた地震により、日本で津波を観測したケースは、直近では2023年12月2日、同じくフィリピンでマグニチュード7.6の地震が起きて以来だという。

―海外の情報だと、震源付近では余震のようなマグニチュード6程度の地震が頻発している。この付近の地震活動はまだ活発と言えるのか、また、その地震の活動に伴って、別の津波がまた押し寄せる恐れはあるか

 マグニチュード8.2の地震は非常に規模が大きい。一般的には、この地震に伴って地震活動は活発になるということはある。ただし、活発になった地震活動でさらに津波が起きるかというと、かなり規模が大きな地震でないと津波は起きない。マグニチュード6クラス程度では日本にさらなる津波の影響はないと考える。

―今回、津波注意報が発表されているが、継続時間の目処というのはどれぐらいか。

 今後の津波の観測状況を見ながらになる。1つの参考事例として、3年前の地震、2023年12月2日、この地震の時には、津波注意報解除までは約9時間かかっている。この時は八丈島で40センチの津波を観測しているという事例は、ひとつの参考になる。

―過去、日本近海で起きたような地震は、津波注意報の際に長い時間繰り返し襲ってきた。今回、防災上の留意事項にそういうことが含まれていないのは、遠地地震だからか。

 海外での遠地地震に限らず、国内で発生した地震でも基本的に津波は沿岸のところで複雑な挙動をする。反射したり、あるいはいろいろところでぶつかって重なり合って高い津波になることがある。

―今後、注意報解除の見通しは。

 一般的なことを申し上げると、海外で発生している地震で、(津波の)最大の高さは第1波ではなくて、後続でやってくる津波が一番高い津波になるだろうと考えている。第1波を観測してすぐに小さいからといって解除というのではなく、しばらく状況等を見ながら判断することになる。

―海外の地震で後続の津波の方が波が高くなる仕組みは。

 津波は波が変化して伝わっていくが、途中で海底地形の影響もあり、地形が深いと早く伝わる一方で、地形が浅いと遅く伝わるということがあり、同じ距離でも速く伝わるところ、遅く伝わるところがある。場合によっては震源からまっすぐ津波が観測されるところもあれば、色々な経路を通って、その間で反射したり経路が曲がったりして伝わってくるということがあり、波は重なって高くなる傾向がある。そういったことを踏まえると、基本的には第一波から数時間くらいは津波の高さに注意したほうがよい。

ABEMA NEWS)

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