
タイでおなじみの「トゥクトゥク」が今、日本で乗用車として人気になってきています。
普通車より安い維持費
バイクのように右手でアクセルを操作し、右足と左手でブレーキを効かせます。
坂道も特にスピードが落ちることなく進めます。
トゥクトゥクというとタイの街中を走るイメージがありますが、日本でも乗る人が増えています。
都内で暮らす2児の母・加藤みきさん(30代)は、去年11月から電動のトゥクトゥクに乗っています。
自転車にはない屋根や冷房が快適だといいます。
雨の時には子どもの習い事の送迎にタクシーを使い、毎回1500円ほどの交通費を払っていましたが、数十円で済むようになりました。
長男(小学3年)ゆうさくさん
「(乗っていて)楽しい気持ち」
加藤さん
「車はやはり都内の駐車場がすごく高いので、月に3万円は普通にすると周りの方から聞いて、それは維持費としてちょっと高すぎるなと。(自転車で)3人連れて移動していたのが、私が連れて行けるようになり、短時間で移動できるようになった」
販売店でも売り上げが伸びています。
VIVELTRIKE 鈴木俊介社長
「このトゥクトゥク(50台)はほとんど契約済み。違う倉庫にまだこの倍くらい保管している」
こちらの店では4年前から電動トゥクトゥクを扱うようになり、これまでに300台以上を売りました。
「(購入者に)高齢者の方が意外にすごく多い。SMOOTH(スムース)モデルという高齢者に特化した、誤作動しても最高速度が10キロ以上出ないモードを作ったりして、高齢者の方により安全に乗りやすい乗り物として認知してもらえるように努力しています」
法律上、サイドカーと同じ扱いになるトゥクトゥクは、普通免許があれば運転できます。
この店では海外の工場で作っているトゥクトゥクを日本用にカスタマイズしています。
人気の秘密は、自動車と比べると安い費用面にあるといいます。
「(電動トゥクトゥクは)車検がないですし、車庫証明もないですし、自動車税も全然車の比にはならないので。車検がない分、定期メンテナンスは最低でも1年ごとくらいに推奨」
電気代は100キロ走っても150円ほどです。駐車場は車より安いバイクのものが使えることが多いということです。
毎年かかる税金だけを見ても、電動トゥクトゥクの方が、お手頃な税区分の車よりも2万6900円安くなります。
(2026年6月11日放送分より)
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