
再配達や置き配が問題となる中、新たなサービスや商品が注目されています。
置き配で配達員効率アップ
マンションにやってきた配達員。部屋番号のインターホンを押すのではなく、スマホを取り出しました。
配達員がマンションのオートロックを解除。実はこれ、「スマート置き配」と呼ばれるサービスなんです。
ヤマト運輸や生協など大手配送業者が提携するこのサービスは、オートロックのエントランスに専用機器を設置することで、認証を受けた配送業者が一時的にオートロックを解除できるシステムです。
導入に関し、住人が費用を負担する必要はありません。
スマート置き配の導入後は、再配達が大幅に減少しました。
生活クラブ配達員 山辺直輝さん
「(導入後)一日あたり30分、配達が早くなった。(次の配送先の)到着に余裕を持てますし、配達する時に、お渡しする際もゆとりを持ってお渡しできる」
スマート置き配が拡大する背景には、年間50億個を超えるまでに増えた宅配荷物の存在があります。
コロナ禍で急増したネット通販。再配達率はわずかに減少傾向ですが、高止まりしています。さらに、業界の人手不足や燃料高騰など不安要素は尽きません。
そのため、安全で効率の良い置き配サービスが注目されています。
マンション住人
「(在宅で)受け取れる時は受け取る。いなくても大丈夫っていう感じ」
配達員がオートロックを解除して建物内に入ることに、防犯面を心配する声もありますが…。
「認証された会社だけが入れる。すごく安心」
スマート置き配では、セキュリティーを確保するため、解錠は入館権限が付与された配達員のみできるようになっています。
また配達員は個別IDで管理され、誰がいつ解錠したのか履歴がすべて記録される仕組みになっています。
指紋認証付き宅配ボックス
安全な置き配と並んで柱となっているのが、宅配ボックスの導入拡大です。
(有)ドリームチーム商品開発チーム
桑原ひろ子マネージャー
「荷物を複数回受け取ることもできるモデル」
置き配を狙った窃盗が深刻な一戸建て向けに、専用の宅配ボックスのラインアップも増えています。
この会社では、金属製の堅牢な商品に特化して開発。指紋認証を採用したものなど、セキュリティーもさらに向上しています。
重さ15キロの指紋認証付きモデルを、およそ5万円で購入したという女性は次のように話します。
「盗難できないような重さでもあり、(固定して)動かないようになっているのでありがたい。(荷物が)盗まれた時を考えると、全然高くはないかな」
(2026年6月11日放送分より)
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