“空前の大盛況”も…FIFA公認でチケット代高騰・移民対策の余波で入国拒否も

“空前の大盛況”も…FIFA公認でチケット代高騰・移民対策の余波で入国拒否も
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12日に開幕する『FIFAワールドカップ2026』。アメリカ、メキシコ、カナダの3カ国にまたがる世界最大のサッカーの祭典には、史上最多となる48カ国が参加します。

【画像】FIFA“公認”でチケット高騰

ワールドカップの歴史上最も長い、39日間の過酷な戦いが、まもなく始まります。

開催3カ国にサポーター集結

12日、成田空港には、日本代表の応援に向かうサポーターの姿がありました。

新婚旅行で試合を観戦
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新婚旅行で試合を観戦
「オランダ戦。声が大きいのだけが取りえ。頑張って選手の名前を叫びたい」

ディフェンダー・冨安健洋選手の出身チーム『アビスパ福岡』時代の仲間は、アカデミーの選手のサインが入った国旗を手に向かいます。

冨安選手が所属していたチームの仲間
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冨安選手が所属していたチームの仲間
「アカデミーの選手、100人くらいで書いて、オランダ戦のダラスに持っていこうと」

直前には、本人とメッセージのやりとりもあったといいます。

冨安選手が所属していたチームの仲間
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冨安選手が所属していたチームの仲間
「みんな書いてくれて、それをメッセージしたら、冨安選手から『皆さん、ありがとうございます。楽しんできます』と」

日本代表の練習拠点、テネシー州ナッシュビル。
日本代表は、現地に住む日本人サポーターからも激励を受けました。

日本代表 伊東純也選手
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日本代表 伊東純也選手
「ワールドカップは、初戦が一番大事だと思っているので、そこを勝てるようにしっかり準備していきたい」

日本時間15日午前5時、オランダ代表との初戦に挑みます。

FIFA“公認”でチケット高騰

今大会、104試合中78試合が行われるアメリカ。

アメリカ トランプ大統領
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アメリカ トランプ大統領
「史上空前の大盛況になるぞ。チケットの売れ行きも驚異的なペースだ」

ただ、このチケットめぐって、異常ともいえる価格高騰が波紋を広げています。

チケット
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決勝戦では1枚200万円、300万円が当たり前に。前回のカタール大会の約22万円を大きく上回る額です。街の声です。

「高すぎなので、観に行かない。それならレスリングのほうが安い」
「観戦してほしいなら、おかしな話です。満席だとしても、本当に試合が観たい一般の人じゃない。市民はテレビや観戦イベントで観るしかないです」

なぜ、ここまでの高騰が起こっているのでしょうか。その理由は、FIFAがワールドカップ史上初めて導入した“ダイナミック・プライシング”です。

ダイナミック・プライシング
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需要に応じて価格が変動する仕組みで、購入希望者が増えるほど価格も上昇します。さらに、FIFAの公式サイト上で、チケットの転売が可能となったことが、拍車をかけているとの指摘もあります。
出品者が自由に価格を設定できるため、なかには、18億円なんてものもあります。

FIFA公式チケット販売サイト
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こうした事態を受けて、現地の司法当局は、チケット販売方法に問題がないか調査を始めていますが、FIFAは問題ないとの認識です。

FIFA インファンティーノ会長
「最安値60ドルという価格は、アメリカのプロスポーツのプレーオフの最安値を下回っています」

物価高が続くニューヨークは、独自の対応に乗り出しました。

ニューヨーク マムダニ市長
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ニューヨーク マムダニ市長(先月)
「ニューヨークなら50ドルで、コーヒー25杯、新聞は10カ月。幸運な1000人は、W杯のチケットが買えます」

ワールドカップ開催の余波は、交通機関にも及んでいます。
会場へのアクセスの要となる鉄道。

ニューヨークの中心部から、決勝が行われるスタジアムまでの運賃を通常時の11倍の150ドルにすると発表。臨時列車の運行や、警備の強化に巨額の費用がかかるためだとしています。「高すぎる」との批判が相次いだため、98ドルにまで引き下げましたが、高額なままです。

会場までの運賃
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トランプ政権の“移民政策”も影響

今大会は、トランプ政権下ゆえの問題も起きています。
審判を務める予定だったソマリア人のオマル・アルタン氏。空港に到着しましたが、入国を拒否されました。

入国拒否
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ソマリアは、トランプ政権が安全保障の強化の一環として、入国を厳しく制限している39の国と地域の一つです。アルタン氏は、アメリカのビザを保有していましたが、帰国を余儀なくされました。ただ、母国のソマリアで待っていたのは温かい歓迎でした。アフリカサッカー連盟から最優秀審判にも選ばれたこともあるアルタン氏。英雄として出迎えられました。

オマル・アルタン氏
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オマル・アルタン氏
「起きたことは仕方ない。運命です。今後の大会には必ず参加し、良い結果を残します」

ロイター通信によりますと、入国を拒否した理由について、アメリカ政府当局者は「国家安全保障上の脅威だった」と説明しています。

入国をめぐる問題は代表チームにも。
イラク代表のストライカー、アイメン・フセイン選手は、空港に到着した際、7時間にわたり拘束され、尋問を受けました。さらに、イラク代表の公式カメラマンは、アメリカへの入国を拒否されています。

FIFA インファンティーノ会長
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FIFA インファンティーノ会長
「ソマリア人審判の件は、残念です。我々は、常に解決に取り組んでいますが、政府や警察を動かすような王様ではありません」

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