
天皇陛下は11日、オランダとベルギーへの訪問を前に記者会見に臨み、衆参両院の正副議長のもとで取りまとめられた皇族数の確保策について「国民の理解が得られるものになることを望む」と述べられました。
【画像】天皇陛下「国民の理解が得られるものを」“皇族数の確保”めぐり
皇族数確保のための“立法府の総意”は、宮内庁長官を通じて天皇陛下にも報告されました。

天皇陛下
「制度に関わる事項については、私から言及することは控えたいと思いますが、皇室のあり方や活動の基本は国民の幸福を常に願い、国民と苦楽をともにすることだと考えており、皇族数の確保のあり方についての議論においても、国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでいます」

“立法府の総意”には、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持できるようにする案と、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案が盛り込まれています。
このうち、高市総理が“第一優先”と位置付けるのは、男系男子を養子に迎える案。報道ステーションが先月に実施した世論調査では「賛成」が45%、「反対」が39%と賛否が割れています。

一方、議論が棚上げされた“女性天皇”については、85%が認めることに「賛成」と答えています。「反対」は11%でした。

天皇陛下
「昨年、愛子がラオスを訪問し、多くの方々と交流の機会を得られたことは、本人にとっても大変貴重な経験になったのではないかと思います。愛子を含む若い世代の皇族それぞれが、様々な経験を重ねながら、自らの務めについて理解を深めていくことを願っています」
政府は“立法府の総意”に基づく形で、今の国会中に皇室典範を改正することを目指しています。
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