トヨタの8号車がキャデラックとの差をジリジリ詰めていると、一台のマシンのトラブルによって再度イエローが発出された。そしてル・マンの名物でもあるロングストレート走行中にイエローが明けてグリーンフラッグが出されると、ハートレーはしっかり前車のスリップストリームに入り、サイドに並びかけ、コーナーの進入でインをつく、お手本のような渾身のオーバーテイクで、見事に首位を奪取。チームスタッフからも拍手が巻き起こった。
スタートから21時間が経過し、各マシンとも長時間の過酷な走行を経て車体にダメージを負っている状態のなかで、見事な見せ場を作りあげたトヨタ。その後、7号車も同じようにキャデラックを捉えて2位に浮上した。その後FCYなどがあり、残り2時間を切った時点で7号車が1位、8号車は3位に後退したものの、1-3位体制を築いている。レースは最終盤、果たしてトヨタは4年ぶり6度目の制覇なるか。最後まで目を離せない。(ABEMA『世界耐久選手権2026』/(C)WEC)
この記事の画像一覧
