しかし、セーフティカー明けということで後続との差はほとんどない。トヨタの8号車のすぐ後方、2位と3位にキャデラックの12号車と38号車が続いている。そして、2番手を走る12号車のオンボードカメラでは、もう目の前にトヨタの8号車が見えていた。
ル・マン名物の超ロングストレート「ユノディエール」では、両車のスピード表示が「320km/h」を超えている。キャデラックが圧倒的スピードで追うと、時折、1位と2位の間に絡んでくる周回遅れのマシンを利用しながらトヨタが全力で逃げる構図で、周囲の暗さに対して各マシンのヘッドライトだけが眩しく輝き、24時間レースならでは壮観なシーンとなった。
8号車のステアリングを握るのはのブレンドン・ハートレー。かたや12号車のドライバーはウィル・スティーブンス。奇しくも元F1ドライバーの2人による真夜中の超高速バトルは、8号車がピットインするまで約40分にわたって繰り広げられた。(ABEMA『世界耐久選手権2026』/(C)WEC)
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