
富士山が来月1日に今シーズンの山開きを迎えます。これまで山梨県側と静岡県側で開山日がずれていましたが、トラブルが多く、今年から日程をそろえることになりました。
静岡ルートを山梨と合わせる
12日、富士山の静岡県側にある須走口では、山開きに向けた準備が急ピッチで進められていました。
長田山荘 佐藤顕さん
「今から発電機の点検を行います」
「須走ルート」の6合目にある長田山荘の担当者に装着されたカメラの映像です。
「今週火曜日(9日)から実際に上がって小屋開けの準備をしています。5日ないし1週間ぐらいは、(例年より)早めに上がっていますね」
富士山の登山道は山梨県側に1つ、静岡県側に3つの合わせて4ルートあります。これまでは、山梨県側の「吉田ルート」のみ7月1日に開山し、静岡県側の「須走」「富士宮」「御殿場」の3つのルートは、それより10日遅い7月10日を目安に開山していました。
ところが、山梨県側から登った人が間違えて、まだ開山前の除雪や安全のための整備が済んでいない静岡県側に下りてくるケースが多発。
東富士山荘 米山千晴さん
「ご覧の通り、須走口は8合目で(吉田口と)合流している。ここ(分岐点)の8合目で、疲労もしくは体調不良によって看板を見ない人が非常に多かった。どうしても須走に下りるんです。これ、まっすぐですから」
山頂トイレ問題も解消
さらに、富士山の山頂にある山小屋は、いずれも静岡県側の組合に所属しているため、オープンが吉田口より遅く、山頂にトイレがないという問題もありました。
米山さん
「山頂にトイレも開いてなければ、下山道もまだ整備されてない。しばらく前から(開山日を)同時にしてほしいと要望を出していた」
そこで、今年から静岡県側も小山町の「須走口」だけ、山梨県側と同じ7月1日に山開きすることにしました。
この日、今年用のパンフレットが届きました。
小山町役場の担当者
「とりあえず日本語(版)だけ。また英語(版)と中国語(版)できたら持ってきます。来週くらいかな」
今シーズンの富士山の山開きまで、あと2週間です。
佐藤さん
「事故なく、お客様が安全で楽しみながら、エンジョイして登山できるように(準備します)」
(2026年6月15日放送分より)
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