立憲議員「自衛隊は経済的に厳しい子が行く」に小泉大臣「冒涜に当たる」「日教組の中央執行委員までお務めになられ、学校現場のことをよく分かられている方が…」 改めて非難

速報,会見
【写真・画像】立憲議員「自衛隊は経済的に厳しい子が行く」に小泉大臣「冒涜に当たる」「日教組の中央執行委員までお務めになられ、学校現場のことをよく分かられている方が…」 改めて非難 1枚目
【映像】立憲議員が発言→小泉大臣「怒り」の猛反論の瞬間(実際の様子)
この記事の写真をみる(3枚)

 小泉進次郎防衛大臣は16日の閣議後会見で、前日15日の参議院決算委員会において立憲民主党の議員から「自衛隊は経済的に厳しい子が行く」との発言があった件について、改めて見解を述べた。発言はその場で撤回されたものの、大臣として黙っているわけにはいかないという強い思いを語った。 

【映像】立憲議員が発言→小泉大臣「怒り」の猛反論の瞬間(実際の様子)

 小泉防衛大臣は、大臣就任以降に各地域の駐屯地や基地を訪問し、隊員やその家族との意見交換を重ねてきた背景を説明。隊員やその家族の中には肩身の狭い思いをして生活してきた人もいると明かし、「胸を張って、『自分の家族は自衛官だ』とそう言えるような環境を必ず実現しなければならない」との思いで交流を続けてきたとした。 

 今回の発言について小泉防衛大臣は、「看過できないのは、その自衛官や家族の皆さんが傷ついていることです」と指摘。「一方的な偏見に満ちた、そういった見方を国会の中でされたことを、やはり大臣として黙っているわけにはいかない」と述べた。 

 前日の質疑では、北朝鮮や中国、ロシアなどの国の子どもたちが日本の学校にいる可能性を理由に配慮を求め、防衛白書の表現を見直すべきだという趣旨の指摘もあった。これに対し小泉防衛大臣は、「まず優先されるべきは、我が国のために働いている自衛官やその家族の皆さん、子どもたちに対する配慮なのではないでしょうか?」と反論。周辺諸国の子どもへの配慮を優先する発想は「全く理解ができません」と批判した。 

 小泉防衛大臣は発言が撤回されたことに触れつつ、「このことで傷ついた自衛官、そして家族の皆さんがいることを忘れないでいただきたい」とした上で、「恵まれないから自衛官になった人が、今の自衛官の姿なんてとんでもないですね」と憤りを示した。 

 自衛官の志について小泉防衛大臣は、インドネシアでの防衛駐在官の兄弟(父親の姿を見て自衛官を志した例)や、陸上自衛隊高等工科学校、防衛大学校などの例を提示。「親の姿を見たり、国家への貢献を考えたり、公共への思い、社会への思い、そういった志を持って自衛官に自ら進んで志願をした、そして自衛官になった、こういった方々へ今回の発言は私は冒涜に当たるようなものだと思います」と非難した。 

 その上で、家族や地域の中でなかなか言えない声を代わりに発信することも防衛大臣としての責務であるとし、「これからも自衛隊の隊員、そしてご家族を一人ひとりを守り抜く」との決意を示した。 

 さらに、採用者数が増加傾向にある中で水を差す議論になったのではないか、自衛隊への理解が十分に得られているかとの記者からの質問に対し、小泉防衛大臣は「間違いなく発言された方は無理解ですね」と断言。「日教組の中央執行委員までお務めになられた方ですから、学校現場のことをよく分かられている方がこういう発言をするわけですから」と述べた。

 今回の事態を受けた今後の取り組みとして小泉防衛大臣は、これまで小学校向けに配布していた防衛白書の冊子について、「これは小学校にとどまらず、中学校や高校についても広く展開をしていかなければいけないと、自衛隊の理解をさらに広げていくような、そういった取り組みに繋げていきたい」との考えを明らかにした。 

ABEMA NEWS)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(3枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る