
オランダを公式訪問中の天皇皇后両陛下。宿泊されている別荘は、20年前にも療養のため滞在するなど、家族ぐるみの交流で絆を深めてきました。
【画像】サッカーの試合を最後まで熱心にご覧になった両陛下と国王夫妻
20年前にも静養で滞在
取材カメラの前に姿を見せられるのはオランダ訪問後、初めてです。天皇陛下は15日、博物館として一般公開されているヘット・ロー宮殿を訪問されました。
両陛下はこの宮殿に隣接する王室の別邸「ヘット・アウデ・ロー城」に宿泊されています。
オランダ王室からの配慮で到着から4日間は、公的な行事などは入れず、アムステルダムから70キロ離れた、この城で過ごされています。
雅子さまは、サッカーを遅くまで見ていたことやこの後、移動することも考慮して、体調を整えるため博物館の訪問を控えられたということです。
ここは20年前にも静養のため、滞在された思い出の場所です。当時、ベアトリックス前女王の招待を受けたもので、女王の夫、クラウス殿下も生前、精神的な不調などに苦しんだといいます。
陛下が語る“愛子さま”
両陛下とオランダの親密な関係は、長く続いています。
2002年にも陛下はオランダを訪問されています。当時、陛下を案内したへールト・ダーレスさんです。
「箱を開くとこれが入っていました。皇室のお印がついている、銀製の酒器2個です。とても美しいですね」
「日本の天皇とオランダ王室の深い絆については知っています」
「彼(陛下)がここに滞在していた時、一つ覚えていることがありますが、彼の娘が生まれたばかりでした。彼はうれしそうに話していましたね」
オランダ国王夫妻の子どもも女の子です。3姉妹で次の王は第1子のアマリア王女と決まっています。
マキシマ王妃
「とても困難だった妊娠期を経て、すべて順調にいったので、私たちはとても感謝していますし、うれしいです」(2004年)
マキシマ王妃はアルゼンチン人でニューヨークの銀行で働く、キャリアウーマンでした。同じくキャリアウーマンで、皇室に入られた雅子さまと共通する点もあります。
2013年に、アレキサンダー国王が即位した際、雅子さまは式典への出席をためらわれていましたが、マキシマ王妃から連絡があり、出席を決められたといいます。
今回11年ぶりにご夫妻そろっての海外公務が実現したことで、雅子さまにとっては、公務復帰に向けた第一歩となりました。
その後も続いた両王室の交流。今回、再びお二人そろってのオランダ訪問が実現しました。
オランダ王室との“絆”
ヘット・アウデ・ロー城での滞在は、静かな環境の中で旧交を温める機会とするために、特別に招待されたもので、ゆっくりしてほしいというオランダ王室からの配慮だということです。
両陛下と国王夫妻はサッカーの試合を最後まで熱心にご覧になり「いい試合だったね」と健闘をたたえ合ったということです。国王夫妻の犬・マンボというトイプードルも一緒でした。
両陛下は、16日、首都のアムステルダムへ移り、17日からは、歓迎式典や晩餐(ばんさん)会などの公式行事に臨まれる予定です。
(2026年6月16日放送分より)
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