日本代表の実力は確実に世界レベルに駆け上がっているようです。FIFAワールドカップ2026、日本は15日朝のオランダ戦で2度のリードを許しながらドローに持ち込み、勝ち点1を獲得しました。
前回のワールドカップで全試合出場したゴールキーパー・ヴィッセル神戸の権田修一選手(37)と、試合が行われたアメリカ・ダラスから内田篤人さんが解説します。
日本にとっては、大きな意味のあるドローだったのではないでしょうか。
内田さん
「オランダもしっかり日本対策をしてきて、非常に一つひとつのバトルでも緊張感のあるいいゲームでした」
森保一監督(57)が「勝ち点1以上の価値がある」と振り返ったオランダ戦。そして、次のチュニジア戦の展望までお伝えします。
鈴木彩艶ビッグセーブ
初出場から28年、そこから途切れることなく迎えた8度目の大舞台です。ワールドカップの日本戦史上最多、7万人近い観客がダラススタジアムに詰めかけました。
内田さん
「(日本のスターティングメンバーは)大方の予想通りかなと思います。左のシャドーに前田大然が入ってるので、守備の面でどういった特徴が出るのか注目されます」
一方のオランダは、リバプールのファンダイク選手(34)やガクポ選手(27)など、全員が5大リーグでプレーする11人をがっちりそろえてきました。
試合が始まり、前半3分、最初のチャンスはオランダ。左サイド、ガクポ選手のボールを持って振り向きざまに打ってきました。鈴木彩艶選手(23)がビッグセーブ。
「この最初の1点、1本が入っていれば、だいぶ試合展開も変わってきました。よく反応しました。鈴木彩艶、ビッグセーブでした」
一方、日本は前半の43分です。右サイドから渡辺剛選手(29)と堂安律選手(28)で崩して、最後は中村敬斗選手(25)がシュート!枠を捉え切れず、前半は0対0で折り返します。
エンドが変わった後半の立ち上がり。ファンダイク選手が来ました。
「流れの後なんですけど、セットプレーでは2人つけるなど警戒はしていたんですが、高さ、そしてこのコースにしっかり置きにこれる技術、さすがでしたね」
先制点を許しましたが、7分後でした。
「久保がディフェンダーを引き付けて、中村が得意な位置からのゴールでした。シュートももちろん良かったんですが、ちょっと注目したいのは久保が自由に動けたというところです。今回、初めて左サイドに流れてきました。前半、少し守備に追われて右サイドにとどまることが多かったんですが、相手ディフェンダー3人引き付けて、そして、このパスからこの股抜きシュートというのは多分、狙っていたと思うんですね。やっぱり久保のようにボールを持って輝く選手がボールを持つべき試合だなと思いましたね」
しかし、日本のゴールから7分後でした。オランダ右サイド、サマーフィル選手(24)代表初ゴールで再びオランダに勝ち越しを許します。
「これはうまかったですね」
さらに、日本にアクシデントです。久保建英選手(25)がドゥンフリース選手(30)に当たられて左ひざを負傷します。途中交代を余儀なくされました。
嫌な流れの中、オランダは左サイド、リバプールのガクポ選手へ。
「かなり難しい判断だったと思うんですが、ニアサイド、近いサイド、しっかり止めましたね」
鎌田「食らいついて…」
日本は後半途中から入っていた伊東純也選手(33)をはじめ、冨安健洋選手(27)、小川航基選手(28)、菅原由勢選手(25)を一気に投入します。切り札の塩貝健人(21)も入れて、より攻撃的にします。
そして試合終盤、日本は交代した選手を中心に自陣で守備を固めるオランダを攻め込みます。42分。
「そしてさらに1分後、菅原から伊東へのスルーパス。いい抜け出しでした。積極的な背後への動き出しでコーナーキックを獲得します」
後半44分、コーナーキック。小川選手が、ヘッド!最後は鎌田大地選手(29)に当たってゴールになりました。日本が土壇場で同点に追いつきました。
「小川選手の動き出し、非常に良かったので皆さん注目してもらってもいいですか。外側から回るように勢いをつけて入ってきたのが小川選手ですね。注目なのは鎌田選手がファンダイクを少し押さえてブロックしているんですね。なので、小川選手、少し難しい体勢だったんですがゴールすることができましたね」
強豪オランダに2度リードされ、2度追いついた日本。貴重な勝ち点1を獲得しました。
森保監督
「勝てなかったのは残念ですけど、選手たちが2回リードされても諦めずチーム一丸となって、タフに粘り強く最後まで戦い抜くことを実践してくれて、狙っていたこと準備したことを選手たちがしっかりと実行してくれた。そう簡単な環境ではなかったですけど、ダラスに来てくださった日本人サポーターの皆さん、朝早く日本から応援して下さったサポーターのみなさんの『念』が『気』が、選手たちを動かしてくれたと思います」
同点ゴール 鎌田選手
「オランダのような強豪国に対して0対1になれば、0対2、0対3になってもおかしくない。食らいついて引き分けで終われたのはチームのキャラクターを示していると思うし、優勝を目指していく上ですごく大事」
“土壇場ゴール”揺れた朝
日本では月曜の早朝にもかかわらず、会場が揺れています!
そして、土壇場でつかみ取った勝ち点に喜びがはじけます。日本での観戦は時差との闘いでもあります。試合終了と同時に着替えを始めた人が。
「(Q.何時から仕事?)9時からです。日本代表も切り替えがすごかったので、自分も切り替えて仕事やってきます」
最高の景色への挑戦は始まったばかり。そのころ、近くのスクランブル交差点ではいつもの光景が広がっていました。
時計の針を巻き戻して、試合開始4時間半前の秋葉原。
メイド喫茶の皆さんも15日はユニホーム姿。ところが、どう盛り上げようとしてもご主人様の眠気は止められません。
「正直眠たいですけど、耐えます」
「(Q.ピッチャーの中は?)ブラックコーヒー。眠気覚ましに」
結果、眠気を吹き飛ばす試合でした。
オランダが陥った日本の罠
こぼれ落ちた勝利。オランダサポーターは落胆の色を隠せませんでした。
「まったくの予想外。日本がこんなに強いとは思わなかったので驚きました」
「日本の守備が堅いのは予想通り。カウンターは見事だった。きょうの試合は立派。誇りに思うべき」
オランダの大手メディアも日本の組織的な守備を称賛しました。
オランダ大手紙「AD」
「ピッチの中央は見事に遮断され、ゲームプランは明確だった。日本の罠にはまるという恐ろしいシナリオが潜んでいた」
勝ち点3を逃したオランダ代表キャプテン、ファンダイク選手は…。
「とても複雑な気持ちだ。終盤に失点してしまった。日本の守備は非常にコンパクトで崩すのが難しかった」
クーマン監督(63)はこう振り返りました。
「日本は強く良いチームだ。きょうの結果を見れば分かる。この結果を受け入れるしかない。学びもあったし、我々にも良い点はあった」
「サッカーの神様はいる」
15日夜、巣鴨のグラウンドでは、未来の日本代表を夢見る若者たちが汗を流して練習していました。ワールドカップ初出場にして今大会チーム初得点を挙げた中村敬斗選手。中学1年からの5年間を三菱養和サッカークラブで過ごしました。
三菱養和SC
生方修司ユース監督
「また有言実行したなと。気がついたらティッシュで涙を拭いていた」
生方監督によると、加入当初からものが違ったそうです。
「36年間いろいろな選手を見ているが、なかなか見たことない衝撃あった。何百回と練習で見ている形だった。サッカーの神様はいるんだなと」
ヨーロッパに渡ったのは18歳の時。その舞台がオランダでした。世界で羽ばたく中村敬斗の活躍に後輩たちは…。
三菱養和SCユース
平川僚謙さん
「夢は自分もプロサッカー選手になること。もちろん中村選手を超えること」
三菱養和SCユース
オドエメナム太羅さん
「同じ環境でやれていることはすごくうれしい。可能性があるということなので、可能性を信じて頑張っていきたい」
生方監督は試合直後にこんなLINEを送っていました。
「緊張してなかったんじゃない?楽しんでたようにみえたよ!!」
中村選手からは、こんな返事が。
「ありがとうございます。最高の瞬間でした。勝ってないので次勝ってグループステージ突破決めます」
「大きな勝ち点1」
大越健介キャスター
「鎌田選手がオランダ相手に0-1、0-2、0-3となってもおかしくない。でも、サッカーの申し子のような中村選手が決めました」
小木逸平アナウンサー
「決めましたね。不思議ときょうは点を入れられても何か追いつけるんじゃないかと信じて見られました。ここ最近の日本代表の強さなんでしょうね」
大越キャスター
「改めて、ここからは前回大会4試合ゴールキーパーとして全試合出場の権田修一さん。そしてダラスの試合会場からは内田篤人さんに加わってもらって今回の試合、振り返っていきたいと思います。権田さん、オランダ戦を見て日本強くなったなと思ったんですけど、どうですか?」
権田選手
「まずはよく追いつきましたね。僕は前回、1点取られてそこから2点取り返すというのが、ドイツ戦やスペイン戦だったんですけど、今回、あそこで追いついた後、もう1点取られるって結構ダメージ大きいんですけど、その後もう1点取って最後、追いついたというところは日本代表の成長ですし、その中でも特に相手のガクポ選手というのは本当に強烈な選手だったので、堂安選手がキャプテンマークを巻いて本当は攻撃の選手なんですけど、あれだけ守備で奮闘していたのは本当に影のMVPじゃないかなと僕は思いました」
大越キャスター
「同じゴールキーパーの目から見て鈴木彩艶選手、開始直後のファインセーブもありましたけども、どんなふうにご覧になりましたか」
権田選手
「まずは本当にすごく落ち着いていましたね。僕自身も前回大会、初めて試合に出させてもらいましたけれども、本当に1個1個のプレーの落ち着き、特にいい準備だったりだとか。そこから正しい判断で外にボールをはじき出すプレーというのは、これは開始3分でこのシュートに対応するのは簡単ではないんですよね。それをしっかり防いだことで素晴らしいセーブもありましたし、そういう意味では鈴木彩艶選手が僕は同じゴールキーパーとして同じ日本人としてすごく誇らしかったです」
「鈴木彩艶選手は前にはじいてしまったとか2点取られてしまったことは彼はすごく反省していると思うので、それぐらい向上心のある選手ですし。きょうポストに当たって2失点してしまいましたけど、ああいうのも止めれるのが鈴木彩艶選手なので、そういう意味ではもっともっと期待していただいて。普段のセリエAの試合も見ているんですけど、ああいう『絶対入るでしょ』っていうのを止められるのが鈴木彩艶選手なので。もっといいプレーが見られると思います」
「ウッチーは2対2の引き分けをどう見ましたか?」
内田さん
「非常に大きな勝ち点1だったと思います。試合後の選手のリアクションを見ると非常に分かりやすいかなと思います。オランダは悔しそうで勝ち点3を狙ってきていたんだなと。逆に日本は試合の終わり方もそうなんですけど、ベンチも含め喜んでいましたね。同じグループで一番強い相手に2度、追いついて勝ち点1を手にしたのはグループステージ突破へ大きな手応えを感じていたと思います」
寺川俊平アナウンサー
「ただ、試合を通じて考えると、日本って守備に回る時間が長かったんですよね」
内田さん
「確かに長かったんですけど、前回のワールドカップと比べるとボールの保持率に大きな違いがあるんじゃないかと思います」
寺川アナ
「ボールを持っている時間をパーセンテージで表した数字です。前回大会、勝利したドイツ、スペインに対しては大体20%前後というところだったんですが、今回、オランダに対してはその倍の40%だったんですね」
内田さん
「前回は防戦一方。守って守って何とかカウンターだったんですが、今回は守っている中でも自分たちでボールを動かす、攻撃をする展開がありましたね。このへんが4年間での成長の証しかなと」
寺川アナ
「まさに森保さんが目指して積み上げてきたものが出せたということなんですね」
スウェーデン初ゴールも…
大越キャスター
「権田さん、遠藤キャプテン、そして三笘選手、出れなくなって打撃があるのかなと思いきや、見てると他の選手たちがかばって余りあるって言ったら変ですけど、感じなかったですね」
権田選手
「全く感じなかったですね。代わりの選手じゃない。これは日本代表。今回はJリーグから3名です。長友選手とゴールキーパー2名が選ばれていますけども、それ以外の選手もJリーグにはたくさんいい選手がいるんですね。その中から選ばれた今回の26名なので、正直けが人が出てしまうというのは痛いことなんですけど、今ここにいるメンバーは選手層が厚くなっていますし、途中から出た選手が試合を決める活躍をしているので、そういう意味ではこの試合で出られなくて悔しい思いをしている選手もいるので、そういう選手の活躍もこれからもっと楽しみだなと思います」
ヒロド歩美キャスター
「そして、日本の次の相手がチュニジア。スウェーデンとの初戦に臨みました」
アフリカ予選10試合を無失点で通過してきたチュニジアはスウェーデンとの注目の一戦。前半7分、試合がいきなり動きます。スウェーデンがこのロングボールで一気に前線へ送るとゴール前の混戦です。こぼれ球にミドルシュート。これが決まりスウェーデンが先制。
実は、ゴールを決めたアヤリ選手(22)の父親はチュニジア出身。ワールドカップ初ゴールもあえて笑顔は見せませんでした。
さらにスウェーデンは前半30分です。自陣でボールを奪うと素早く前線へ。イサク選手(26)へボールが渡るとカットインからシュート!
権田選手
「まず、すごくいい攻撃で。スウェーデンは前の2トップで点を取ってしまう破壊力があるので、ここはまず警戒しないといけないですし、このシュートは実はゴールキーパーの手の上を越えているんですね。ゴールキーパーはしっかり防ぐべき失点だったので、鈴木彩艶選手はしっかり守ってくれると思います」
一方のチュニジアも反撃に出ます。右サイドのハンニバル選手(23)からのクロスからヘディングシュート!チュニジアが1点を返しました。
「ハンニバル選手はこのチームの起点になる選手なので、ゴール前にもいいボールを供給するので、ここはクロスを上げさせないことがすごく大事になっていますし、中にも高い選手がいるので注意が必要ですね」
ただ、エンドが変わった後半14分。チュニジアは自陣でボールを奪われるとスウェーデンのギョケレシュ選手(28)にゴールを決められました。
これで集中力が切れたのか、終盤に立て続けに失点したチュニジア。スウェーデンの攻撃陣を前に大量5失点という結果になりました。
大越キャスター
「1試合目は振るわなかったチュニジアですけれど、日本は第2戦に向けてこのチュニジアが相手というのは?」
権田選手
「まずチュニジアはこの5日間、中5日あるということでしっかり修正はしてくると思います。あと、日本代表も、僕が出た前回大会の時に1戦目ではドイツに勝って、2戦目コスタリカに負けてしまったという経験を経ているので。本当に皆、気を引き締めていると思いますし、ただ、チュニジアというのはもともと力のあるチームなので、この試合はスウェーデン戦はうまくいかなかったですけど、修正もしてきますし、逆に今大会は3位まで突破できるので、チュニジアは次の試合にかけてくると思うので注意が必要だと思います」
「ウッチーは次のチュニジア戦はどんな展開になると思いますか?」
内田さん
「オランダ戦とは逆の展開になるのかなと思います。チュニジアは初戦、早い時間帯で失点してちょっとプランが狂ってしまったんですが、本来はディフェンスですね。チームは守ってカウンターを狙ってくると思います。日本はボールを持つ時間が長くなるんですね。そうすると例えば久保選手がキーマンになってくるのかなと思うんですが、ちょっと心配な左ひざのけが、途中交代だったので出場できるのかどうかが鍵になってくるかもしれません」
久保の状態は?
寺川アナ
「その久保選手なんですが、試合後、車いすで試合会場をあとにしました。そこから日本代表はスタジアムから直接ベースキャンプ地のナッシュビルに戻ったんですが、久保選手はその時には車いすではなく、歩いてホテルに入っていったんですが、ちょっと足を引きずっているように見えなくはないという状況でした。久保選手の状態はどう見ますか?」
内田さん
「ちょっと痛そうではあったので心配なんですよね。歩き方もどうですかね。ちょっと痛みがあるならこのあと長く続いていく戦いですから、次の試合ちょっと外してもいいのかな。今後のことを考えると。スタメンじゃなくても途中からでもというのはあるかなと思いましたね」
寺川アナ
「その中でこちらにオランダ戦のスターティングメンバーを並べています」
内田さん
「ちょっと久保選手をいったん休ませてあげてもいいのかな。例えば堂安選手が入ってくる。鈴木唯人選手もシャドーで生きる選手ですから、そこに菅原選手も調子いいですし、伊東選手も中に入ってくる。こういった形もあるのかなとは思いますね」
寺川アナ
「どういう戦いになってくるのか」
内田さん
「まず、間が空くので全選手、しっかりリカバリーといいトレーニングと相手の分析もしっかりして、体も心もリフレッシュして次の戦いに臨んでほしいと思いますね」
寺川アナ
「あくまでもオランダ戦のスターティングメンバーをベースに考えたら、こうなるという予想ですもんね」
内田さん
「長くキャンプをやっていますので、選手のコンディションが上がってくる、パフォーマンスが良ければ森保監督も、もちろん使いたいということもありますし。対戦相手の状況だったり、大きく変化してくるかもしれません、チュニジア。そういったところもすべて含めていろんな準備は日本代表していますから、そのへんがどう出てくるかというのは楽しみなところです」
寺川アナ
「オランダ戦を振り返れば試合の中で4バックのような形に変えているような時間帯があったりとか、臨機応変に対応している力を鍛えてきていますね」
内田さん
「ここが森保監督が2大会連続で見ている強さだと思います。彼らの中では東京オリンピックから見ている選手たちが非常に多くて、鎌田選手もキャラクターと言っていましたけど、チームの色というのが出ていますから、厳しい戦いになってもいいゲーム、しびれるゲームが見れるんじゃないかなと思っています」
寺川アナ
「ヒロドさん、次も日本代表、楽しみになってきます!」
「個人突破」のエース
ヒロドキャスター
「続いて、その他のグループの試合を権田選手とともにたっぷりと見ていきます」
ワールドカップ、史上最少のチームとして初の舞台に挑むキュラソー。相手は4度の優勝を誇るドイツです。1点を先制された青のキュラソーは前半21分。この縦パスから、こぼれ球にコメネンシア選手(22)が追いつきます。歴史に残るワールドカップ初ゴールに盛り上がります。
ヒロドキャスター
「名手40歳を迎えたノイアー選手から、権田さん、もぎ取りました!」
権田選手
「ノイアー選手から奪ったワールドカップ初ゴールは格別でしょうね。本当に歴史に残るゴールなので素晴らしいゴールです」
しかしその後は強豪ドイツがゴールラッシュ!7対1と強さを示しています。
こちらは注目カード、ブラジル対モロッコ。日本と決勝トーナメントの初戦で当たる可能性が高い両チームです。前回大会ベスト4のモロッコは前半21分。自陣でボールを奪うと素早く前につないで、抜け出したサイバリ選手(25)。ここは先制点はモロッコでした。
「素晴らしいゴールでしたね。パス2本でゴールまで行ったんですけど、まずは日本が戦う時は本当に気を付けないといけないですし、パスももちろんですけど最後、しっかり決め切った。難しいシュートなんですけども、これを決め切ったのは素晴らしいですね」
今度はブラジルが反撃。左サイドはエース、ビニシウス選手(25)。マークをかわして、シュート右足!やはり高いスキルを見せてきます。
「ビニシウス選手は今回のブラジル代表のエースなので。個人で突破するのがブラジルのエースなので素晴らしいです」
試合は引き分けで勝ち点1を分け合いました。
シュート30本の猛攻
アジア勢もヨーロッパ相手に奮闘しています。
前回大会、開催国として初めて勝ち点0で終わったカタール。格上スイス相手に1点をリードされますが、試合終了間際です。センターバックから上がってきたフーヒー選手(35)が競り勝ち、ゴール。
「気持ちのゴールですね」
土壇場で追いついたワールドカップ初の勝ち点を獲得です。
アジア代表のオーストラリアはビッグクラブのプレーヤーも擁する格上トルコ相手に、若手のゴールキーパーが神セーブ連発です。
ワールドカップ初出場のビーチ選手(22)は、1点リードの前半30分。強烈なミドルシュートを止めました。
「打った瞬間、見えてないんですよね。ボールが見えないところから出てきているのを、体を伸ばして最後、指先もすべて伸ばし切っていますね。素晴らしいセーブです」
そして後半32分、再びビーチ選手が好セーブ。
「素晴らしいですね。この近距離から、しかもボレーなので。それを最後、絶対にこぼさないという気持ちですよね。この気持ちがつながったと思います」
さらに、世界屈指のキッカー、チャルハノール選手(32)のフリーキック。これも止めて得点を許しません。
「チャルハノール選手、フリーキックの名手なので、どちらのコースにも蹴れる選手なので予測もできなかったと思うので難しいと思うんですけど、しっかりコーナーキックにせずコントロールして素晴らしいと思いますね」
シュート30本の猛攻をしのいだオーストラリアが2対0で勝利しました。
大越キャスター
「世界トップレベルのプレーヤーに、そして今まであまりなじみのないチームがいい戦いをしたりとか、楽しいですね。ワールドカップ」
権田選手
「ワールドカップ最高です!」
大越キャスター
「始まったばかりですけど、我々はこれからどういうところに注目して見ていたらいいでしょう」
権田選手
「まず今回、アジア勢がすごく頑張っているなと。韓国も勝っていますし、イランなどいろんな国が出てきますけど、アジア勢が楽しみなのと。あとは今回長いので、出場チームが増えて100試合以上あるので、ちょっとガス欠しないように寝るところは寝て臨みたいと思います」
内田さん
「日本代表の勝ち進む力強さというのを、しっかりとお伝えできたらなと思います。森保監督も一緒に戦ってほしいということなので、僕たちも一緒に戦いながら勝ち進めるといいなと思います」
(2026年6月15日放送分より)
