緊迫!仙台市の中心部に巨大クマ なぜ?市街地に“3つの特徴”

緊迫!仙台市の中心部に巨大クマ なぜ?市街地に“3つの特徴”
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 県庁にも近い仙台市の中心部に1頭のクマが現れ、住宅の庭に半日とどまりました。なぜ市街地に「巨大グマ」の出没が相次ぐのか、専門家は「3つの共通点」を指摘します。

【画像】北海道や福島でもクマ出没 「畑の中に仁王立ち」

仙台中心部に巨大クマ

 今年4月、仙台市の住宅街にクマが出没。緊迫する現場の映像を入手しました。木の根元で動かずジッとしているクマの姿をカメラは捉えています。

木の根元にクマ
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 警察や動物の生態を調査する企業が対応にあたりました。緊張に包まれる中、麻酔銃を用意します。

 麻酔銃はクマに命中します。しかし、クマの姿を一度見失います。

東北野生動物保護管理センター 宇野壮春代表
「麻酔は万能ではないので、すぐに眠らないということと、撃った後に逸走する可能性」

クマを発見
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 暗闇の中、慎重にクマを探すと、クマはおよそ50メートル離れた場所で発見されました。

「捕獲したクマは非常に大きい」
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「捕獲したクマは非常に大きい。体重およそ125キロ、体長およそ1.5メートル、オスのクマでした。あのサイズが街中に出るのは初めて」

 仙台市では当時、周辺の住宅街をうろつく巨大なクマが複数のカメラに映っていました。

市街地にクマ“3つの特徴”

道路に2頭のクマ
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 北海道別海町では突如2頭のクマが道路に姿を現します。

撮影者
「クマが2頭、たむろしていた。私の車に気が付いて、慌てて牧草畑に走って逃げていった。いったん車を止めて、畑の中に仁王立ちしているクマをまたそこで撮影した」

仁王立ちしているクマ
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 クマはその後、畑の奥へ走り去りました。

檜原湖でクマ目撃
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 3日前、福島県の檜原湖で釣りをしていた男性がクマを目撃しました。

撮影者
「至近距離で湖から丘までが2~3メートルの距離でクマを見た」

 男性とクマの間には水があったものの、先週、京都の天橋立で泳ぐクマが現れたこともあり…。

撮影者
「やっぱり近かったので、こっちを気にして『泳いでくるんじゃないかな』っていうのは感じた。泳いでくるクマもいるので、今は気をつけないといけない」

 専門家は現在出没しているクマには3つの特徴があるといいます。

岩手大学 山内貴義准教授
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岩手大学 農学部 山内貴義准教授
「一番1年の中でも気をつけなければいけない時期。人里もしくは街中にも出没しやすい時期にもなっている。全体的に今、繁殖期で行動域が広くなるので出没する数も増えている」

特徴(1)
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 一つはこの時期に繁殖期を迎え、行動範囲の広がるオスの存在だといいます。

住宅街に現れたクマ
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 秋田県由利本荘市の住宅街に設置された防犯カメラ映像です。画面左から現れたクマが道路の中央を悠々と歩いていきます。

 被害の相次ぐ秋田県は危機感を募らせます。

秋田県 鈴木健太知事
「今年度に入り、すでに5名の方が被害に遭われ、うち1名の方が亡くなられていることは、痛恨の極みであります」

100キロ級のクマが各地で目撃
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 クマの人里への出没がやまない中、カメラが捉えた個体を見てみると、丸々と太った100キロ級の個体が各地で目撃されています。

山内准教授
「今年の春先から見ていると、傾向として出る数が非常に多い、体のサイズが大きい。子グマではなく壮齢な個体、場合によっては非常に体重が重い。冬眠前に大量の餌(えさ)を食べたぐらいの体重、いわゆる100キロ超えているようなかなり肥えた状態の個体が散見されるというのが、ちょっと今年は例年とは違う」

特徴(2)
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 若くて体の大きなクマの出没です。

「一つ考えられることとしては、何かしらの人間依存の栄養価の高いものを大量に摂取しているのでは」

サクランボ畑にクマが侵入
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 今月に入り山形県では深夜のサクランボ畑にクマが侵入。ここにあるのは収穫期を迎えたサクランボのトップブランドで、食べる宝石とも称される佐藤錦です。これをクマが木を左右に大きく揺らしながら慣れた様子で食べています。

「今までは小さい個体や子グマが街中に今の時期は出ることが多い。これだけ体の大きい個体、子グマではない個体が多く徘徊(はいかい)しているという背景には昨年、非常に多くの個体が秋に出没したが、実は2025年だけではなくて2023年にも過去最高と言われているぐらいの出没数と人身被害の数があった」

子グマ
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 3年前の2023年は当時としては被害が過去最大規模に拡大、子グマの姿も多く確認されていました。

「出ていた当時は子グマだったかもしれないが、そういった個体がどんどん壮齢になっていって人里にどんどん慣れていって米ぬかとか家畜の餌とか栄養価の高いものを春先から摂取して街中まで出没しているんじゃないか」

特徴(3)
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 この人里近くで育ったクマは人間への警戒心が薄く不意の事故に注意が必要です。

(2026年6月16日放送分より)

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