6月12日(日本時間)に開幕したFIFAワールドカップ2026北中米大会。
日本代表は、15日にグループステージFの初戦でオランダ代表と対戦し、貴重な勝ち点1を獲得した。
第2戦は21日にチュニジア代表と対戦する。
そのチュニジアは初戦でスウェーデン代表と対戦し、1対5で大敗。
その翌日、チュニジアサッカー連盟は、公式インスタグラムでサブリ・ラムシ監督を解任したと発表した。
後任には、元サウジアラビア代表監督のエルベ・ルナール氏の就任が決まった。
清掃員も経験した監督生活
チュニジア代表の新監督に就任したルナール氏は、前回の2022年カタール大会ではサウジアラビア代表を率い、後に世界王者となるアルゼンチン代表を撃破。世界的な知名度を誇る名将だ。
しかし、選手時代は目立った実績を残せず、プロリーグでの出場はわずか1試合。
監督を志したルナール氏は、清掃員の仕事もこなしながら、監督としてチームを指導する生活を送った。
アフリカで代表監督として開花
ルナール氏は、欧州クラブでは、ケンブリッジ・ユナイテッド(イングランド4部)やリール(フランスリーグ)、ソショー(フランスリーグ)などを率いたが、成績不振による解任が続いた。
しかし、その後に渡ったアフリカで代表監督としての才能が開花する。
2012年、二度目となるザンビア代表を率いて同国史上初のアフリカネーションズカップ優勝を達成。
さらに2015年にはコートジボワール代表を率いて同大会を制覇した。
異なる国を率いてアフリカ王者となった史上初の監督となった。
2018年ロシア大会では、モロッコ代表を20年ぶりのワールドカップ出場へ導くなど、代表チームの監督として評価を高めていった。
世界を驚かせた「アルゼンチン撃破」
そして、世界中に「エルベ・ルナール」の名を知らしめたのが前回の2022年カタール大会だ。
サウジアラビア代表を率いたルナール氏は、後に世界王者となるアルゼンチン代表をグループステージで2対1と撃破。大会最大級の大金星をあげた。
日本の前に立ちはだかる名将
チュニジアは今大会の初戦でスウェーデンに1対5と大敗し、窮地に立たされている。
しかし、代表チームを幾度となく勝利に導き、ワールドカップ史に残る番狂わせを起こしてきた名将が、日本代表の前に立ちはだかる。
日本代表のスケジュール
FIFAワールドカップ2026北中米大会
グループステージF
6月21日(日)午後1時 チュニジア戦 モンテレイ(メキシコ)
6月26日(金)午前8時 スウェーデン戦 ダラス(アメリカ)
※試合日時は日本時間
