G7開幕 結束なるか…米欧“火種”はイラン対応 ウクライナ支援で溝も

G7開幕 結束なるか…米欧“火種”はイラン対応 ウクライナ支援で溝も
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フランスでG7サミットが開幕しました。ホルムズ海峡への軍の派遣などをめぐって、ヨーロッパ各国と対立してきた、アメリカのトランプ大統領。イランとの戦闘終結の覚書に“署名”した今、協力を取りつけられるかが焦点です。

【画像】G7開幕 結束なるか

米欧“火種”はイラン対応

フランス・エビアン
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フランス・レマン湖のほとりにある町エビアン。今年のG7サミットの開催地です。去年のサミットではトランプ大統領は途中で帰ってしまいました。今年もどうなるかは分かりません。ネックになっているのはヨーロッパとの関係です。

フランス マクロン大統領
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フランス マクロン大統領
「昨日、イランとの間で重要な和平合意が署名された。我が国も相応の負担を受け入れ、国際社会と共に、この合意を支えていく」

トランプ大統領
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アメリカ トランプ大統領
(Q.海峡再開にフランスが…)
「支援は不要だ。海峡再開で合意している」

ホルムズ海峡への軍の派遣を断ったことから、トランプ大統領とヨーロッパ各国の関係はすこぶる悪いのが現状です。

ドイツ・ベルト紙
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独・ベルト紙
「最大の懸念は外部の危機ではなく、G7内部に生じている亀裂だ。物議を醸すような問題は避けられ、表現は穏やかになり、表立った対立が起きないよう神経が使われている」

イラン攻撃
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ヨーロッパにとっては不本意だったとも言える、アメリカとイスラエルによるイラン攻撃。4カ月近くが経ち、覚書に署名されたことから、19日からやっと本格的な協議が始まります。イラン側が強く主張している制裁解除について、バンス副大統領はFOXニュースの番組内でこう述べました。

アメリカ バンス副大統領
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アメリカ バンス副大統領
「イランが行動を改め、制裁緩和を経て、国際経済に復帰した場合、アメリカ以外の国にイランへの投資を促すことになる。ただ、イランが合意を守ることが大前提だ」

戦闘終結となると日本にも対応が求められてきます。

高市総理大臣
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高市早苗総理大臣
(Q.アメリカとイランの覚書について、どう思われますか)
「That’s good」

小泉防衛大臣
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小泉進次郎防衛大臣
(Q.停戦後のホルムズ海峡をめぐり、自衛隊派遣の必要性と検討状況について)
「現時点で自衛隊の派遣については決まっておらず、現下の情勢をよく踏まえつつ、国際法そして国内法の範囲内で必要な対応を検討していきたい」

ただ、そもそも停戦協議は上手くいくのか?という疑念は払しょくされていません。例えばイスラエル。

イスラエル ネタニヤフ首相
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イスラエル ネタニヤフ首相
「トランプ大統領とは長年の友人だが、意見が合わない時もある。私はイスラエルの安全を守る義務がある。レバノン南部に可能な限り駐屯し続ける。イランは我々の撤退を望んでいるが、それはあり得ない」

ウクライナ支援で溝も

ウクライナ攻撃
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そしてG7を取り巻く問題はイラン以外にも。今、ロシア国内に対する直接攻撃の効果が出始め、東部戦線でもロシアの侵攻は停滞を余儀なくされています。トランプ大統領がイランにかかりっきりの中、ウクライナを支え続けたのはヨーロッパ諸国です。今の流れを止めたくはありません。

ただ、トランプ大統領が常々主張してきたのは事実上の降伏。イランはもう解決済みと強調している中、何を言い出すかは未知数です。

トランプ大統領
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アメリカ トランプ大統領
「あの問題も進められるだろう。両者とも話し合いに前向きだ。イランが片付いた今、ウクライナ和平に注力していく」

G7ではゼレンスキー大統領を交え、ウクライナ情勢について話し合われました。短い間ですが、トランプ大統領とも個別に話し込んでいたようです。

ゼレンスキー大統領
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ウクライナ ゼレンスキー大統領
(Q.ロシアへの圧力とは追加制裁か、別の経済制裁か。トランプ大統領と詳細を協議したか)
「トランプ大統領とは、さらに協議が必要ですが、他の首脳とは追加制裁について協議しました。全ての手段を把握はしていませんが、プーチンを止める有効な手段が必要です。ロシアに政治的圧力をかけられるのは、トランプ大統領だけかもしれない」

この後、トランプ大統領とは正式な首脳会談も行うとしています。

関係国の気苦労は絶えません。

ドイツ メルツ首相
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ドイツ メルツ首相
「トランプ大統領、80歳のお誕生日おめでとう。結局のところ、私たちの目指すゴールは同じだ」

政治部 大石記者
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政治部 大石真依子
「そもそもG7サミットは14日から開催される予定でしたが、トランプ大統領の誕生日ということで、マクロン大統領が配慮して1日遅らせた。サミット最終日に、トランプ大統領だけ特別にベルサイユ宮殿での晩餐(ばんさん)会に招待することも発表されました。去年カナダで行われたサミットで、トランプ大統領は“途中帰国”していて、フランスとしてはそのような事態を避けたい思惑が透けて見えます」

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