17日の衆議院内閣委員会において、自民党の平将明議員と中道改革連合の長妻昭議員の間で、委員会室のヤジを巡る異例の応酬があった。互いにヤジの発信源を具体的に名指ししてその場で注意し合う展開となり、委員会室が笑いとざわつきに包まれる一幕があった。
平氏はグローバルスタートアップキャンパス構想に関する質疑の中で、中長期的なイノベーション投資を行うための基金の必要性を主張。「野党の皆さんから、この基金は無駄ではないかという指摘があるが当たらない」などと野党側の姿勢を批判した。
さらに、同構想の拠点を東京に置く重要性について、政治家らが議論すると綺麗事ばかりになりがちだと持論を展開していたところ、委員会室から遮るようなヤジが飛んだ。平氏はこれに対し、席にいた中道改革連合の後藤祐一氏に向けて「なんか言いました後藤さん? 大丈夫ですか? 大丈夫ですね。はい、ヤジは控えてください」と名指しで牽制した。
続いて質問に立った長妻氏は冒頭、平氏の「野党の批判はおかしい」という趣旨の主張を捉え、「今、自民党の方から『批判する野党はおかしい』という一方的な話がありましたけれども、今の自民党の質問はあまりにもお人好しすぎる。国会ですから与党も監視機能を持っている。課題はどこにあるのか指摘しないと」と平氏の姿勢に反論を展開した。すると、今度は委員会室にいた平氏本人から「おかしいだろ」とのヤジが飛ぶ事態となった。
長妻氏はこれを見逃さず、すかさず「いや、平さん、ヤジやめてください」と応酬。直前に後藤氏のヤジを厳しく注意していた平氏に対するカウンターの形となり、委員会室は笑いとざわつきに包まれた。長妻氏は「だから、そういうような監視機能がある国会で『批判はおかしい』っていうのは、それこそおかしいんじゃないですか」と重ねて平氏を牽制し、自身の質疑を進めた。
(ABEMA NEWS)
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