
アイスクリームなどの価格を巡って、カルテルを結んだ疑いがあります。公正取引委員会が大手メーカー6社に立ち入り検査を行いました。
公正取引委員会が検査
スーパーの売り場からも戸惑いの声があがっています。
セルシオジャパン 久保田浩二食品バイヤー
「不当な値上げとなれば、なかなか受け入れがたい」
市販のアイスを巡り、公正取引委員会の検査を受けたのは、明治、森永乳業、森永製菓、ロッテ、江崎グリコ、赤城乳業の6社です。
6社にもたれているのが“価格カルテル”の疑い。
関係者によると、値上げの前、都内の飲食店に各社の課長や部長が集まり、メーカーが参考として公表する「希望小売価格」について話し合われたこともあったといいます。
朝日新聞によると、1商品あたり10円程度引き上げることで合意すると、それを前提に卸売り業者に出荷する際の価格を上げていたということです。
久保田食品バイヤー
「問屋さんから仕入れている。メーカーのほうでカルテルとなると、疑いの余地なく仕入れをして、ずっと信じて仕入れをしていたので、ちょっと残念な気分にはなります」
電話・メールを通じて…
会合のほかに、6社は幹部クラスが電話やメールを通じてアイスの値上げ幅や時期を調整していたとみられます。
2024年の値上げ時 6社のうちの1社
「自助努力によるコスト低減に取り組んでまいりましたが、価格改定を実施させていただきます」
2024年6月から、江崎グリコはアイスの希望小売価格を4%から10%引き上げました。すると明治、森永乳業、森永製菓、ロッテ、赤城乳業も追随し、ともに9月から値上げを実施しました。
この時、メーカー各社は、値上げの理由として「物流費」や「人件費」の上昇を挙げていました。
久保田食品バイヤー
「今回、アイスだけで終わればいいが、お客さんとしても色々な部分での信用性、信頼がすごく崩れると思う。そういったところは本当にないように、色々と取り締まりの強化も含めて行ってもらいたい」
(2026年6月17日放送分より)
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