
今年も猛暑の季節の到来を前に、暑さ対策の準備が始まっています。年々需要を伸ばしてきたファン付きウェアだけでなく、冷蔵庫の機能も備えた「冷蔵服」の売り上げが伸びています。
外気温より最大19℃低く
16日の日本列島は各地で気温が上昇し、福島市などでは真夏日を観測しました。
猛暑の季節、屋外の作業で重宝されているのが、服の中で風を循環させるファン付きウェアです。
年々進化を遂げていて、今注目されているのがファンに加えて、冷蔵庫の機能も備えた「冷蔵服」です。小型冷蔵庫でも使われている「ペルチェ冷却プレート」で体を冷やします。
サンコー 広報課 四宮美波さん
「(ペルチェ冷却プレートは)電気を流すと片面が冷えて、片面が熱くなるという性質を持っている半導体になります。しっかり排熱をすれば、冷たさだけを感じることができる仕組みになっています」
外気温に比べて最大19℃低くなり、体を冷やしてくれます。モバイルバッテリーで稼働し、最長でおよそ7時間使用することが可能です。番組スタッフが実際に着てみました。
電源を入れてすぐに涼しさを感じることができます。背中に冷却プレートが入っていて、首に直接冷風を当てているような冷たさを感じます。
直接、肌を冷やすことができるため、ファンだけより涼しくなるといいます。
四宮さん
「従来のファン付きウェアは風だけのものになりますので、どうしても35℃以上とか暑い環境だと、入ってくる風が熱風のようにも感じられるデメリットもありました」
売り上げ好調の背景は
普段は、ネッククーラーを使っているという女性はこう話します。
「すごく涼しいここ。首も風が通るので、どうしても私、首が暑くなっちゃう。汗かくとタオルでふいてとか、これだといらないなと思って」
4年前に発売された初代の「冷蔵服」と比べて、今年度の売り上げ数は10倍に伸びています。最新モデルが4月に発売されましたが、すでに昨年度を上回る4万3000台が売れました。
売り上げ好調の背景には、去年から企業に熱中症予防措置が義務付けられたことも影響しています。
16日も、西武鉄道が屋外などで働く従業員の制服にオリジナルのファン付きウェアを導入すると発表しました。
今年の猛暑の季節、進化を続けるファン付きウェアがより一般的になってくるかもしれません。
(2026年6月17日放送分より)
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