チュニジア戦で活躍期待の鈴木唯人 守り固める相手に効果的な“持ち味” 負傷した久保建英の状態は…?

 FIFAワールドカップ2026、日本代表の最新情報です。

 15日、オランダとの激闘を終えてベースキャンプ地のナッシュビルに戻った森保ジャパン。現場の、内田篤人さんに聞きます。

ナッシュビルの様子は?

 久保建英選手の状態が気になりますが、現地の様子について教えてください。

内田さん
「日本代表が練習しているグラウンドに来ています。きのう、初めてナッシュビルに来たのですが、気温は涼しくてコンディションの調整には非常にいいのかなと思っています。気になる久保選手ですが、現地時間のきのうのトレーニングには姿を見せませんでした」

 まずは、内田さんが取材した日本代表の最新情報についてです。

 オランダ戦から一夜明け、ベースキャンプ地・ナッシュビルで汗を流した日本代表。スタメン組はリカバリーのため軽めの調整に。しかし、ここに久保選手の姿はありませんでした。

 久保選手は、オランダ戦の試合中に左ひざを負傷。試合後には車椅子で会場を後にするなど、状態が心配されていました。

 そんな中、16日に現地の病院にて検査を受けたことが分かりました。

久保選手が欠場の場合…

 21日にはチュニジア戦を控える日本。久保選手が欠場となった場合、期待がかかる選手がいます。

 W杯初代表、鈴木唯人選手(24)です。久保選手と同学年で、現在はドイツのフライブルクでプレーしています。持ち味は、限られたスペースでも決め切れる得点力。守りを固めてくるチュニジア相手に効果的となりそうです。

内田さん
「コンディションはいかがですか?」

鈴木選手
「徐々に上がってきています」

内田さん
「4年前のカタールW杯、自分で試合を見に来ていましたね。あの時からこの4年の成長というか、どんな思いがありますか?」

鈴木選手
「スタンドで見ていて『必ず4年後は自分がW杯の舞台に立って、日本のために貢献したい』という思いでこの4年間やってきた。ここから2戦目、3戦目と、より大事な試合になってくると思うので、しっかりと4年間頑張ったものを、まずは出せるように頑張りたい」

チュニジアに“異例の大なた”

 日本の次の相手は、アフリカのチュニジア代表。初戦のスウェーデン戦では5対1と大敗。これを受け、ラムシ監督(54)が大会期間中に解任となる異例の大なたが振られました。

 新たに指揮を執るのはルナール監督(57)。今回のW杯予選でもサウジアラビアの監督を務め、日本と対戦。さらに前回のカタール大会ではグループステージで、後に優勝するアルゼンチンを破る大番狂わせを起こしました。

 そんなルナール監督の存在が、日本にとって大きな脅威となるかもしれません。

ヒロド歩美キャスター
「日本としてはチュニジアとの対戦の直前に相手の監督が代わるというのは、警戒が必要ですね」

大越健介キャスター
「“不気味”なところもありますよね。けがが伝えられている久保選手。無理はしてほしくないですが、それでも日本には鈴木唯人選手がいるということで、改めて内田さんに聞きましょう。内田さん、鈴木選手の印象はどうですか?」

内田さん
「4年前のW杯に自費で来ていた時、『4年後出てね』という話をしていたので、個人的には非常に期待できる選手です。普段、感情を表に出さないタイプなのですが、秘めたる闘志を感じました。実は先月、鈴木選手は鎖骨を骨折して心配されていたのですが、トレーニングも順調にすべて参加して、いい状態だという話は聞いています。鈴木選手の特徴は推進力のあるドリブル。1対1でどんどん仕掛けていくところです。チュニジアは引いて守るディフェンスが特徴ですので、そこを突破してゴールを決めてくれるはずです」

影響は?チュニジアの監督解任

小木逸平アナウンサー
「内田さん、オランダ戦で途中出場した伊東純也選手の起用法は変わったりしますかね。どう考えますか?」

内田さん
「伊東純也選手に関しては、スタートから出ても途中から出ても彼の特徴が出やすい。スピードがあります。周りもそれによって生かされるプレーもたくさんありますし、彼の使い方、シャドーなのかアウトサイドなのか、そういったところも非常に大きなポイントかなと思います」

ヒロドキャスター
「このタイミングでチュニジアの監督が解任されるというのは、日本にとってはどのような影響が出ると思いますか」

内田さん
「もう“荒療治”ですね。正直驚いたんですが、これまでのW杯でも何度かある、(監督が)解任されること。それによってチームが1つにまとまることもあります。遠藤選手のあとにキャプテンを任された板倉選手は、驚いたけどもう一度気を引き締めるタイミングで、いろんなことを想定して次の試合に臨みたいと警戒していました」

ヒロドキャスター
「新しく就任する監督は、(過去に)サウジアラビアの監督として指揮していました。そうなると最終予選で戦ったこともあるので、日本について詳しいと思うのですが、どういったところを警戒したほうがいいでしょうか」

内田さん
「過去にも日本代表と対戦していて、日本のことを詳しく知っている監督だと思います。選手の特徴やベンチワークといったところにも詳しいので、日本はそういった警戒も必要ですが、まずは自分たちの戦いに集中することが必要だと思います」

(2026年6月16日放送分より)

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