【WWE】SMACK DOWN(6月12日・日本時間14日/ロードアイランド・プロビデンス)
劣勢からの一瞬の隙、ベテランが繰り出したのは伝家の宝刀”フィギュア・エイト”。リング中央でがっちりと相手の両足をロックすると、ここ数ヶ月で最大の高さを誇るブリッジで容赦なく締め上げる相手もたまらずタップ──経験値がものを言った、4ウェイ戦らしからぬ固め技での決着だった。
WWE「SmackDown」の”クイーン・オブ・ザ・リング トーナメント1回戦”、シャーロット・フレアー、ソル・ルカ、ライラ・ヴァルキリア、ジェイド・カーギルによるフェイタル4ウェイ戦は、4人の大技が乱れ飛ぶ激しい展開となり、最終的にシャーロットがライラを仕留め勝利。劣勢のなかでベテランが、一瞬の隙をつき伝家の宝刀”フィギュア・エイト”で激戦を制した。
このところ勢いにのるジェイド軍団など新興のヒール勢力に押されぎみの”女帝”シャーロットだが難敵揃いの4ウェイ戦では経験値で勢いのある若手たちに僅かながら経験が上回った。
試合立ち上がりは、シャーロット、ソル・ルカ、ライラそれぞれ何かしらの因縁を持つジェイドをターゲットにするが、ジェイド軍のミチンとB-ファブが妨害を開始、しかしアレクサ・ブリス&ティファニー・ストラットンがあっという間に排除に成功する。中盤にはヨーロッパツアー中に女子IC王座を奪取した新星・ソル・ルカが躍動。難易度の高い空中技を連発し存在感を示すが、試合はフィニッシャー級の大技合戦から意外な形で決することとなる。
まずジェイドが”ジェイデッド”でシャーロットを排除すると、そのジェイドにソル・ルカが不意打ちの”ソル・スナッチャー”炸裂。勝利確実の空気のなか場外のライラがカバー中のソル・ルカの足を引っ張り妨害。リング内のジェイドにライラがポストからの打ち下ろしギロチン、これを背後からシャーロットが”ナチュラルセレクション”、さらにはライラがシャーロットを丸め込むも失敗。
リング内に残されたのはシャーロットとライラ。ライラが”ナイト・ウィング”を狙うも未遂、リング中央シャーロットが伝家の宝刀”フィギュアエイト”を決めると、ここ数ヶ月では最大の高さを誇るブリッジで締め上げライラがたまらずタップし決着。
ABEMA解説「週刊プロレス」の井上光編集長も「ライラがうるさい存在になったので、ここで狙って行こうと仕留めました」とダメージを受けながらも戦況を見極めたシャーロットを称賛。ファンからは「4ウェイ戦で固め技が決まるのははじめて」 の声が出るとおり、固め技を妨害されることなくギブアップでの勝利は極めて異例。このところタッグ戦線が主戦場だったシャーロットにとっては、シングルプレイヤーとしての復活の狼煙とも言える1勝。次戦では宿敵リヴ・モーガンを迎えることとなった。
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(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)
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