夫・妻の資産、なぜ把握すべき?
共働き世帯が増える中、夫婦でお互いの資産を把握していないケースも珍しくない。ファイナンシャルプランナーの塚越菜々子氏は、夫婦でお金を共有しないことの弊害を次のように語る。
「個々にやってしまうと、ゴール設定がすごくしづらくなる。自分は全然お金を使えないのに相手はいっぱい使っていて、自分だけが資産形成をしている状況は嫌だと思う。見えないとゴール設定がしにくく、お金を貯めにくいという側面があると思う」(塚越菜々子氏、以下同)
さらに塚越氏は、「夫婦にまでなっても相手に見せたくないという心理があること自体が、まず一つの大きな問題だ。相手を信頼しているということが、お金の開示によって伝わる部分は大きいと思う」と、お金事情を共有しない背景にある問題を指摘。
実際、お金の話ができる夫婦の92%が夫婦関係に満足していることが調査からわかっている。
「お金の話ができる夫婦は、すなわち自分の将来設計などを大切にしているということと密接につながっているため、2人の将来の話ができる。そもそも家計という一つのプロジェクトを運営していくのに同じ目標に対して話ができなければ、家計の運営がうまくいくはずはない」
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