ケインの組み立てと失点阻止 イングランドを勝利に導いた“要領の良さ” クロアチアとの強豪対決【内田篤人W杯解説】

 FIFAワールドカップ2026は、18日ですべてのチームが初戦を終えました。現地にいる内田篤人さんが注目カードを解説します。

サッカーの母国vs前回大会3位

 内田さんが向かったのは、グループLの初戦。FIFAランク4位のイングランド対、前回3位のクロアチアの注目カード。ファンは大盛り上がりです。

イングランドサポーター
「3対2でイングランドの勝ちだね。点の取り合いが見たいよ」
「サッカーの母国イングランドが優勝だ」

クロアチアサポーター
「これは勝負服!」
「モドリッチがいるクロアチアが勝つ」

内田さん
「イングランドに関しては、ケインもいるしベリンガムもいるし、個性はピカイチ。イングランド代表となると、なかなか結果を残せていない部分もちらほらあるので、この入りの1試合は大事になってくると思います」
※優勝は1966年の1回

内田解説 強豪対決の行方

 強豪同士の一戦はファンの予想通り、壮絶な試合となりました。

 序盤から試合が動きます。守る青のユニホーム、クロアチア。キャプテンのモドリッチ選手(40)がクリアしようとしたキックが相手に当たり、ペナルティーキックを与えます。

 イングランドのキッカーはキャプテンのケイン選手(32)。エースがこれを決め、イングランドが先制します。

 追いかけるクロアチアは前半36分、バトゥリナ選手(23)のスーパーゴールで同点。クロアチアも負けていません。

 対するイングランドは前半42分、ケイン選手が2ゴール目。これで勝ち越し。ケイン選手はワールドカップのイングランド代表最多タイ10ゴール。レジェンドのリネカーさんに並びました。

 しかし、アディショナルタイム。ムサ選手(28)のゴールで、クロアチアにまたも追いつかれ前半を終えます。

大事な初戦ものにしたのは

 後半が始まると一段ギアを上げるイングランド。レアル・マドリードのベリンガム選手(22)抜群のドリブルスピード!審判も追いつけません。

 ベリンガムのゴールでイングランドが再び勝ち越し。その後、もう1点を加えたイングランド。クロアチアとの大事な初戦をものにしました。

FWケインの動きに注目

 この試合を見た内田さんはこう話します。

「クロアチアは4点でよく抑えたなというぐらい、イングランドが強かったです。ケインがいるいないで、だいぶ違う。危ないところ、ボールをピックアップする場面。ボールの保持、攻撃の組み立てからフィニッシュまでやれる。彼がいるのはデカい」

 注目したのはフォワード・ケイン選手の動き。中盤まで下がり、パスを回し攻撃の起点に。さらに、自陣ゴール前まで下がり守備で失点を阻止しました。

「ピッチを自由に動いている。要領が良い。さすがでした」

(2026年6月18日放送分より)

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