
南アジアの料理「ビリヤニ」が日本でファンを増やしている。日本人とインド人の「交流のきっかけ」となっているようだ。
静かなブーム 専門店も
駒見直音アナウンサー
「見て下さい、この行列。もう10人以上ですよ。雨の中、オープンを待ってますね」
来店客(27)
「やっぱりビリヤニが食べたくて」
来店客(60)
「並ぶかもしれないけれど、おいしいビリヤニが食べられたらいいなと思って来ました」
肌寒い天気の中、並んででも食べたい!今や、南アジアの人気料理「ビリヤニ」は日本でも人々の舌を熱くさせている。
ビリヤニはインドやパキスタン、バングラデシュなど南アジアで人気の、スパイスと肉などの炊き込みご飯。日本でもインド料理店などで楽しむことができる。
そんな中、先月オープンしたビリヤニの専門店「ビリヤニマスター」では、10種類ほどのスパイスを使ったチキンやマトンのビリヤニをレギュラーメニューに、日替わりも提供している。
駒見アナ
「チキンをいただきます。やっぱり一番最初にダイレクトにピリッとしたスパイスが口の中に広がります。かむほどにおコメ一粒一粒にチキンのうまみぎゅっと詰まってますね」
さらにこちらでは、本場の味いわゆる「ガチビリヤニ」だけでなく、日替わりで日本人が作るからこその、日本の食材を使用したオリジナルビリヤニも楽しむことができる。
店長 三上正太郎さん
「そもそも世界で見たらすごく人気な料理ではあるんですけど、日本でも最近SNSなどでも話題に上がるようになってきた」
営業開始1時間前から並んだという人(50代)は「(1時間待ったかいが)ありました」「スパイスの香りや、あと味わい、口の中がすごく幸福な感じ体験しました」と話した。
20代
「マトンはとにかくすごく柔らかくて口の中で溶けていきました。でもしっかり味がある」
スパイスの香り豊かな、このビリヤニは新たな食文化として日本で静かなブームとなりつつあるが、新しい交流の場にも?
地域によって異なる?
ずらっと並べられた大量の食材に、中には見慣れない調味料も…。都内で開かれたイベント「ビリヤニ万博」は、ビリヤニを食べるのが目的のイベントではなく、ビリヤニを作ってしまおう、というイベント。
ITエンジニアや主婦である東京在住のインド人が、20人ほどの参加者に作り方を教えている。
参加者(37)
「インド映画を見ていると、登場人物たちがビリヤニとか現地のおいしそうなフードを食べていて」
岡山県からの参加者
「インドの人に直々に教えてもらうのがすごく刺激があって勉強になる」
参加者(20代)
「(Q.ビリヤニを作るのは初めて?)初めてです。家で作れたら幸せだろうなと思って」
主催者の八木雄建さんは、インド料理関連のイベントを10年以上にわたって開催。去年から始めたビリヤニ万博は今回で6回目となる。
グループごとに、異なる地域のビリヤニ作りにチャレンジするという。地域によってそんなに違うものなのか?
日本在住1年 アヌさん
「私のママは、ビリヤニのトッピングでフライドオニオンとフライドポテトを作ります。私のママのスタイルです」
アヌさんのビリヤニは野菜をたっぷり使った南インドのナスビリヤニ。
こちらのビリヤニは…何か黒い物体を鍋に入れている。
日本在住5年 ミナルさん
「炭を入れるとちゃんとフレーバーが出るので」
何と炭!これは西インドのビリヤニで、温めた炭にバターオイルをまとわせ一緒に炊くことで香ばしい香りがコメにうつるという。
さらに、北インドのビリヤニは野菜やナッツ、果物をふんだんに使ったカラフルなビリヤニだ。
今回のイベントでは、7つのビリヤニに、カレーやスイーツが出来上がった。
参加者
「めっちゃおいしい」
「炭が入っているビリヤニは、すごくスモーキーで食べたことないビリヤニでおいしかったです」
「ビールが飲みたくなる味ですね」
参加者は、思い思いに料理をよそい、食べながら会話を楽しむ。
料理を通じて文化交流も
八木さん
「日本人も『おいしい料理を食べたい』『インド人と交流したい』という人も結構いるので」
食文化を通じて日本で暮らすインド人を知る機会を作り、さらに相互理解へとつなげていきたい。それが主催者の八木さんの願いだという。
参加者
「また新しくインド料理を学べたし、いろんな人と交流もできてすごくいいなって」
ミナルさん
「日本人と話すことができる機会です。いろいろ話して、ちゃんと友達もできました」
日本在住12年 ラフルさん
「この機会には『また参加したい』という気持ち。日本人と一緒に料理を作ったり、皆がいる環境が本当に楽しい」
(2026年6月19日放送分より)
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