「いい!いい!」(お爺さん)
お爺さんは突如怒り出して主人公の提案を拒否。驚いた主人公は思わず萎縮してしまう。
「すっ…すみません……」(主人公)
良かれと思って席を譲っただけなのに、なぜか怒られたような雰囲気になってしまった状況に、主人公の心境は複雑だった。
「あれ…?良かれと思って声掛けたけど」「なんか…なんか…怒られた感じになってるやん…」「思わず謝っちゃったし…」「穴があったら入りたい…」(主人公、以下同)
「席を譲るなんて逆に失礼だった…?でも…でも…杖ついてたよ…?これは判断の難易度高すぎィィィイイイ」
「でもさ…それにしてもさ…もっとこう…断り方ってかさ…言い方あるじゃぁあああん」
相手を思いやる善意の行動が、必ずしも良い結果を生むとは限らない。譲る側と譲られる側、双方が少しの思いやりを持つだけで、車内の空気はもっと穏やかになるはずだ。
(『わたしとニュース』より)
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