怖い妻に怯える夫「ニンジンの切り方で激怒され…」ジェンダー平等時代におけるパートナーとの適切な距離感とは?

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■怖い妻を持つ夫の本音「いつ地雷を踏むかわからない」

「妻が怖くて仕方ない」
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 「パパしるべ」の調査によると、妻を「怖い」「たまに怖い」と感じる男性は合わせて65.8%に上る。また、既婚者マッチングアプリ「ヒールメイト」の調査では、男性の25%(4人に1人)が妻からモラハラを受けた経験が「ある」と回答しており、その被害内容は「小さなミスや行動を責める(45%)」「侮辱する・人格を否定する(42%)」「無視する・会話を拒否する(37%)」といった、深刻な精神的苦痛を伴うものが並ぶ。 

 こうした背景には、家庭の総合的な決定権の推移に見られる構造的な変化がある。1988年時点で決定権が「主に夫」にあった家庭は72.4%だったのに対し、2018年には38.7%に半減。逆に「主に妻」とする家庭は10.1%から30.3%へと急増している。 

 一方で、離婚弁護士相談広場のデータによれば、妻側の40.3%も夫との家庭生活にストレスを感じており、家事育児への非協力や自己中心的な行動、金銭感覚のズレなどに不満を抱えている実情がある。

 “怖い妻”との日常を漫画で発信している漫画家のニシムラマコジ氏は、結婚前は仲の良いカップルだったものの、同居を開始してすぐにパワーバランスが変化し、現在は家事分担の8割を担当していると明かす。妻が使う車のガソリン入れ、銀行振込、図書館の本の予約まで細々とした仕事もこなしているという。

 「妻は自分の感情に素直な女性で、イラッとすることがあると一気に爆発して怒りがこちらに向かってくる。例えば『ニンジンを切ってくれ』と言われ、切り方を聞くと『適当に』と言われたのでその通りに切ると、『小さすぎる。考えればわかる』と激しく怒られる。理不尽だと感じることはしょっちゅうある」と語った。現在はその体験を漫画のネタに昇華することで傷つきにくくなったと語るが、「いつ地雷を踏むか分からないので、ずっと怖いまま」だと本音をこぼす。

 一方、ジャーナリストの富岡悠希氏のケースは深刻度が高い。結婚8年目に、妻が1000万円以上の借金をして任意整理を行っていたことが発覚。義母と揉めたくない思いから富岡氏が残る借金800万円を肩代わりしたことを機に妻が逆ギレし、金銭の話し合いをすると不機嫌になり無視を繰り返すようになったという。さらには妻の暴力によって富岡氏が脱臼し救急搬送される事件も発生した。

 現在は最低限の会話のみの「冷戦状態」が続いている。「e-venz」の調べによれば愛情がなくても離婚しない理由として「子どものため(23%)」がトップとなるデータもある中、富岡氏も「子どもが小学生と中学生でまだ小さい。父母2人がいる家庭で育てたいという考え方が残っている」と述べ、金銭感覚や教育方針の決定的な違いから関係修復を諦めている現状を告白した。

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