怖い妻に怯える夫「ニンジンの切り方で激怒され…」ジェンダー平等時代におけるパートナーとの適切な距離感とは?

ABEMA Prime
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■恋愛感情から愛着へと変わる関係、その先は

3F反応
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 こうした事態に対し、夫婦関係研究家の鶴田敦彦氏は関係性変化のメカニズムを解説する。結婚後に関係が変わるのはある意味で当然の現象だとし、「恋愛感情をもたらす恋愛ホルモンは3年程度で効果が切れる。恋愛感情がなくなるのがデフォルトであり、そこからは『愛着関係』という別のホルモンによる繋がりに移行していく必要がある」と指摘した。

 また、妻が怒りをぶつけてきた際、夫は生物学的な生存本能として「3つのF」という反応を取りがちだと警鐘を鳴らす。「生物は脅威に直面すると『Fight(戦う)』『Flight(逃げる)』『Freeze(怯える・固まる)』のいずれかの反応をつい取ってしまう。しかし、これに流されるとお互いに激しく追及し合ったり、逃避したりして、最終的に夫婦関係が破綻へと向かってしまう」とメカニズムを紐解いた。

 さらに、自分と妻の境界線があいまいになり、どこまで主張を受け入れるか夫が線引きできていないことも、妻とのパワーバランスが崩れる原因だと指摘した。

 こじれてしまった夫婦関係を修復するにはどうすべきか。鶴田氏は、本能的な「反応」ではなく、知性を用いた「対応」へと変える必要性を強調し、具体的なアプローチを提示した。

 「イライラや暴言の奥にある感情に気づくことが重要だ。例えば、夫は家族のために仕事に夢中になり、妻は家の中でワンオペ育児に疲弊していた。そのすれ違いの中で『自分の気持ちを受け止めてもらえなかった悲しみや虚しさ』がトラウマのように蓄積され、私を分かってほしいとひたすらドアを叩いている状態が『怒り』として現れているケースが多い」と分析する。

 さらに、関係修復の方法としては「一体何が彼女にとっての苦しみだったのかを探っていく。そして、そこに対して心からの思いやりの気持ちを持って寄り添っていくこと」と解説していた。
(『ABEMA Prime』より)
 

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